2024年11月の資産運用結果【円高進行に伴い後半失速、月間では微増!】

 11月は資産運用結果は+0.61%と微増。2ヶ月連続のプラス(含み益+配当+利益確定の結果がプラス)となりました。11月中旬まで為替で円安が進み、一時1ドル156円まで行き、自分のポートフォリオ含み益も絶好調だったのですが、そこから下旬にかけて逆に円高ドル安が進行、結局11/30現在では1ドル149円まで円高が進み、それに伴い株安と円高の影響で含み益も減少、月間では辛うじてプラスという結果になりました。

日本でも消費者物価指数が上振れし、いよいよ12月に追加利上げの観測が高まっています。逆に米国では12月に利下げが予定されているので、日米の金利差が急速に縮まるとの予想から円高ドル安が進んでいるのですね。まあ利上げも円高も日本の物価にはマイナスに作用するので、昨今の物価高に苦しむ国民には良い事なのかもしれません。ただ僕のポートフォリオにはマイナスに作用しますが・・・。

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2024年11月の月間パフォーマンスは?

2024年10月のポートフェリオ全体のパフォーマンスは+0.61%と微増。ただしプラスは2ヵ月連続。

ダウ、S&P500、NASDAQの米国主要3指数はいずれも+5%以上の上昇と絶好調でした。これは大統領選でのトランプ氏の当選を市場が好感したことに因る要因が大きいでしょうね。

日本株は+0.64%と微増でした。日経平均もTOPIXも月間でマイナスだったので比較的健闘したとも言えます。ただ外国株が+1.61%と米国3指数に比べて低調だったのは円高進行の影響。

コモディティも-5.47%と大幅下落。中東懸念の後退がゴールドの下落に繋がったと言うニュースが出てましたが、どうなんでしょうね。まあ引き続き金銀プラチナは売らずに持ってますけどね(買い増しもしない)。

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2024年の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較

2024年11月末時点の累計パフォーマンスは3番目

2024年のポートフォリオの累計パフォーマンスを他の株価指数と比較しています。

10月に一瞬他の株価指数を抜いて1位になりましたが、11月にはNASDAQとS&P500に抜かれて3位になりました。

ただ2024年の累計パフォーマンスは現時点で+22.37%と2年連続で20%越えと絶好調。これ以上を望むとバチが当たりそうな気もしますね。

米国株も絶好調過ぎてちょっと怖い気もするんですよね。今は積立投資に留めて積極的な買いは控えるのが無難かなと考えています。

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個別株の月間パフォーマンス

日本株11月の結果

11月の自分のポートフォリオの日本株は、月間で+0.64%と微増。月間で大きく上昇したのは、東レ(+14.12%)、三菱UFJ(+10.04%、)、NTTデータ(+18.58%)と言ったところです。東レは好決算を好感しての上昇、三菱UFJは金利高での好業績への期待による上昇、NTTデータはインドでGoogle Cloud関連サービスを手掛けるNiveus Solutions(ニベウスソリューションズ)を買収したニュースに株価が反応したと推測しています。

NTTは株価が買値の2.3倍になっちゃって嬉しいのだけど、100株しか持ってないんですよね・・。もっと買っとけどよかったな。NTT買うくらいならNTTデータ買った方がよっぽど将来性ありそうな気がするな。ただ今買うのは怖いけど。

半面、11月に冴えなかったのは、トヨタ自動車(-4.88%)、三菱商事(-10.93%)など。三菱商事は資源価格の下落が影響したか。それにしては同じく資源価格の影響が大きい三井物産は株価的には踏ん張っているんですよね。三井物産は追加発表した2000億の自社株買いが効いているのかもしれない。

トヨタは円高、トランプの関税、子会社の日野自動車の認証不正問題等々、最近マイナス材料が多い感じはします。

外国株11月の結果

11月の外国株で、特に好調だったのはアマゾン(+11.65%)、ゴールドマンサックス(+17.53%)あたりですね。

アマゾンは好決算で上昇、ゴールドマンサックスはトランプ当選で金融業界の規制緩和が進むという思惑も働いていると推測します。

半面、グーグル(-1.25%)が冴えなかったのは、米司法省によるグーグルへの事業分割要求の影響でしょうね。chromeを売却しろということでしょうが。これ今後どうなるのかな?

ジョンソンアンドジョンソン(-3.03%)、GEヘルスケア(-4.73%)等のヘルスケア株も11月は軟調でした。

2024年11月の売買実績

売却:住友商事 200株@\3,240
購入:eMAXIS-slim S&P500 100000円分@33,509円

11月は住友商事を売却しました。理由は同社株を2020年度分の一般NISA口座で保有していたので、非課税期間中の2024年内に一旦売却するためです。

同じ理由で三菱商事と日本駐車場開発の株も年内に売却する予定で、現在指値で売り注文を出している所です。売ったお金は、2025年度のNISA枠で再度買い直します。何を買うかは検討中ですが、最近株価が低迷している三菱商事あたりを有力候補に考えています。

あとは毎月10万円分積み立て投資しているeMAXIS-slim S&P500を予定通り購入。

2024年11月の配当入金額

11月の配当入金額は。¥28,260でした。その内2万円はトヨタからの配当になります。

2024年は10月までの累計で310,550円(前年比113%)の配当がありました(税引き後)。12月は日本株の配当入金が目白押しで予定されているので楽しみにしています。

2024年11月末の資産構成・ポートフォリオ

11末の資産構成です。

資産構成(アセット・アロケーション)

11月末の資産構成です。住友商事を売った関係で日本株の比率が若干低下していますが、12月以降再度日本株で買い直す予定です。

ポートフォリオ(日本株)

日本株は、個別株で、輸送機器・商社・銀行あたりをメインに保有中です。個別株で一番保有比率の大きいのは三菱UFJフィナンシャルグループになります。日本最大のメガバンクということもあり比較的安心して長期保有できる銘柄だと思います。

大型・高配当なものを中心に長期間NISA枠で保有する戦略をとっています。

ポートフォリオ(外国株)

外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約37.5%を占めています。2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。

2025年の積立投資枠も100%でeMAXIS-slim S&P500で埋めようと考えています。

ポートフォリオ(債券、コモディティ)

コモディティは金銀プラチナをメインに保有しています。

まとめ

11月は2ヶ月連続のプラスではありましたが、中旬まで絶好調で後半失速したので気持ち的にはよろしくない感じが残っています。

12月は,そして来年はどうなるかなあ? 経済評論家の森永卓郎さんは来年日経平均は10分の1以下の3000円に暴落するとおっしゃってますねw。

森永卓郎氏が衝撃の予想!「来年中に日経平均は3000円になる。本音を言うと2000円」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能
経済アナリスト・森永卓郎氏(67)が24日までに更新されたYouTubeチャンネル「楽待RAKUMACHI」にゲスト出演し、日経平均株価について衝撃的な予想をする場面があった。

投資に無縁だったりすると、こういう人の意見も真に受けたりするのかな?だってこういう記事見ると「投資してなくてよかった」って思えるじゃないですか。そう思いたい人のニーズもあると思うんですよね。

現代はインターネットでいろんな人の意見が自由に読める時代になっていますが、「誰の意見を参考にするか?」が極めて重要な時代になっていると思います。

引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。 投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。