2024年8月の資産運用結果【円高と植田ショックで暴落するも月後半にかけて持ち直す!】

 8月はかなり値動きの荒い(=ボラティリティの高い)月となりました。何といっても8/5の日本株を震源とした株価暴落(これ植田ショックと言うべきなのかブラックマンデーと言うべきなのか?・・)で資産が一時今年の1月時点頃の含み益に逆戻りする事態になりました。

当時の被弾状況を知りたい方は以下のリンクへどうぞ~

でも一番落ち込んだ8/5時点でも年初来では辛うじてプラスだったので、まあそういう意味では、今思えばどうということも無いと言えばないのですが、嵐が過ぎ去ってみればとりあえず今年も資産運用的には良い年であることには変わらない感じですね。

8/6以降は急速に持ち直したものの、円高の影響もあり、8月月間では-3.19%という結果に終わりました。

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2024年8月の月間パフォーマンスは?

2024年8月のポートフェリオ全体のパフォーマンスは-3.19%と2か月連続の含み益減少。特に日本株は-7.67%と暴落からの立ち直りが遅れている状態です。これは日本株のポートフォリオを高配当株中心、円安で上昇、円高で下落する銘柄が多く含まれていることが影響しています。

また「景気敏感株」と言われる銘柄が多いので、景気減速による業績悪化を懸念した売りを浴びている面もあることでしょう。

ドル円も2.5%円高方向に振れています。こうなると僕のポートフォリオのパフォーマンスは株価指数に劣後するようになります。8月はどの株価指数よりも悪い結果でした。

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2024年の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較

8月の落ち込みで、2024年の累計パフォーマンスはS&P500とNasdaqに抜かれる。

2024年のポートフォリオの累計パフォーマンスを他の株価指数と比較しています。

7月まで、他の株価指数を凌駕していたポートフォリオのパフォーマンスは8月にS&P500とNasdaqに抜かれて3位になりました。まあ言うても2024年8月末で今年累計で+16%なので今年も累計では好調を保っているとも言えます。

ただ僕のポートフォリオは円建てで計算しているので円高になると弱いんですよね。

株も為替も予測は難しいけど、個人的には今後長期的には、円高よりかは円安傾向になりそうな気はしています。なんとなくだけど。今のところはポートフェリオを大胆にいじるようなことは考えていません。

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個別株の月間パフォーマンス

日本株8月の結果

8月の日本株は、絶不調ですねw。上昇は3銘柄のみ。

下落が酷いのは、ダイセル、ELEMENTS、ヤマハ発動機、三井物産、三菱UFJあたりでした。まあ年初来ではプラスの銘柄が多いんですけどね。

7月から住友ゴムがポートフェリオに加わりました。「ダンロップ・ファルケン」のタイヤブランドを擁する世界シェア5位(国内2位)のタイヤメーカーです。

この株を何故買ったかというと、今年シンクロウエザーという画期的なオールシーズンタイヤを発売するんですよね。このタイヤ、何が凄いかというと今までオールシーズンタイヤの弱点だった氷上性能が画期的にアップしていて、あらゆる路面でグリップするタイヤになっている点です。今まで常識だった、サマータイヤとスタッドレスタイヤの履き替えが不要になって、いよいよ年中オールシーズンタイヤでOKな時代が到来する予感がしたんです。大体年2回タイヤを履き替えるって面倒じゃないですか。保管場所も必要だし。

世界よ、驚け。<SYNCHRO WEATHER>10.1DEBUT|【DUNLOP】ダンロップタイヤ 公式
大谷選手の代名詞である「二刀流」のように、タイヤ1本で何刀流にも、路面状態に合わせて自らが適した性能に変化する次世代オールシーズンタイヤを10.1にリリース。

というわけでメーカーの住友ゴムの株に急に興味が出て、調べると、PER7.7倍、PBR0.56倍、配当利回り3.9%とかなり割安に見えたんですよね。

NISA枠で買いました。長期保有していくつもりです。期待してまっせ!住友ゴムさん!

外国株8月の結果

8月の外国株は、ドルベースで見れば堅調なんですよね。円換算するとマイナスになるんですが。

特に強いのが、ジョンソン&ジョンソンとか。フィリピン、インドネシアの新興国株も強い。あとRWR(米国リートETF)が強かったのは、利下げで不動産が買いやすくなるのを見こした動きなのかな?

2024年8月の売買実績

売却:なし
購入:ダイセル 100株@1325円
   NVDA エヌヴィディア 5株@$92 
   住友ゴム 100株@1370円
   eMAXIS-slim S&P500 142750円分@28793円

8月もちょこちょこ買ってます。
ダイセルは100株買い増し。ちょっと買うタイミング早すぎたな(笑)、住友ゴムは良いタイミングで買えてもう含み益が8%乗っている。

エヌヴィディアも92ドルで買い増しできた。これはかなり割安だったな。一昨日決算発表があって、良い内容だったにもかかわらず、翌日の株価は-6%以上下落してましたね。どんだけ高い期待で買ってたんでしょうかね。僕は売らずにホールドします。

2024年の成長投資枠240万円分が8月でフルに埋まってしまった。積み立て枠も月10万買ってるので12月で埋まる予定です。まあ旧NISAからの振り替えが多いんですけどね。売買せずに旧NISAから新NISAに移せるといいんだけど。

2024年8月の配当入金額

7月の配当入金額は。¥7,096でした。配当入金は6月と12月に集中するので、他の月はぐんと下がるんですよね。8月はQQQ、BND、TLT、AAPL、GEHCから配当入金がありました。   

2024年8月末の資産構成・ポートフォリオ

8末の資産構成です。

資産構成(アセット・アロケーション)

8月末の資産構成です。日本株が株だけで約84%を占めています。残りは債券が9%、コモディティが7%と言ったところです。日本株と米国株を買い増したからか、暴落があった割にはあまり構成比が変わっていないですね。

ポートフォリオ(日本株)

日本株は、個別株で、輸送機器・商社・銀行あたりをメインに保有中です。大型・高配当なものを中心に長期間NISA枠で保有する戦略をとっています。

特に日経平均とセクター構成が全く異なるので、結構違った動きをしますね。TOPIXとは比較的連動性が高いかな。

ポートフォリオ(外国株)

外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約35%を占めていますが、2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。よって今後はeMAXIS-slim S&P500の保有割合が徐々に高まる予定です。

ポートフォリオ(債券、コモディティ)

8月は債券・金銀プラチナもそんなに値動きはありませんでした。構成比的にはコモディティ+債券で16%程度と少ないですが、暴落時には多少ボラティリティを和らげてくれる役割を期待したいなと思っています。

まとめ

今月は何と言っても8/5の暴落が頭に残っているのですが、終わってみれば、月後半にかけて持ち直して、月間では多少の下げで済んだ形となりました。

今思えば本当は8/5に泣きながらでもいいので、もっと株を買いまくるべきだったのかなと思うけど、2番底がちらついて少ししか買えなかったな。暴落で買うのって本当勇気が要るんですよね。

引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。 投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。