たーぼうです。全国保証(7164)の株主優待について調べてみました。今回は全国保証の株主優待の内容と配当、直近業績についても紹介いたします。
全国保証(7164)の簡単な紹介
全国保証は独立系の住宅ローンの保証事業会社です。この会社が凄いのは営業利益率75.7%(2024年3月期実績)を出している超高収益企業であるということです。一時は営業利益率80%を超えてたのに比べれば少し下がりましたが、まだまだ超高収益企業であることには変わらないですね。
また、毎年業績が安定成長していて、良くも悪くも決算が(上にも下にも)ぶれないという意味でも、株主としては長期でストレスなく保有できる銘柄だと思います。そういう意味では長期投資向けの銘柄と言えるかもしれません。
直近決算も増収増益を達成したが・・。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7164/tdnet/2431196/00.pdf
直近の2024年3月期決算が2024/5/9に発表されました。営業利益が僅かに前年割れでしたが、営業収益は2.7%の増収。経常利益も0.3%増益を達成。
ただ昨年より、増収率、増益率が共に落ちているのが株主としてはやや気がかりなところですが、今期(2025年3月期)は、M&A等によって再び増収増益見通しを達成する見込みとなっています。
全国保証の株主優待は?
3月31日時点の株主名簿に記載された株主に対して、継続保有期間1年未満でクオカード3000円分、継続保有期間1年以上で5000円のクオカードまたは、5000円分のオリジナルグルメギフトが進呈されます。上の画像は2022年3月期の優待案内ですが、特に優待変更の案内も無いので2025年3月期も同様の内容と思われます。
クオカードが選択できるのが最大の魅力。
優待の中でも、使える店が多いと言う意味ではクオカードは「最強」の優待であると言ってもいいのではないでしょうか?。「ほぼお金である」言ったら言い過ぎかもしれませんが、これだけ使える店があれば、日本国内では近くに使える店が無いなんてことは無いのでは?
たーぼう宅だと、近くにセブン、ファミマ、ローソン、デニーズがあるので全然OK。優待にありがちな「せっかく優待が来たのに結局使う機会が無く気が付けば利用期限が切れていた」みたいなリスクがほぼなく、使えるのがいいですね♪
配当は?
直近10年以上連続増配!今後も増配を計画!
直近5年間の配当推移ですが、業績同様に安定的に連続増配しています。今後も増配を続けて配当性向はFY2025には50%まで上昇する計画になっています。株主還元に積極的な姿勢が嬉しいですね。
今期配当実績と配当利回り
配当は期末配当のみです。2024年3月期の配当実績は1株170円です。2024年5月9日の終値5,850円だと配当利回りは約2.9%です。これだけでは高配当とは言い難いですが、連続増配を楽しみに長期保有するのが個人的にはお勧めです。
配当+優待利回りが結構魅力的
また、配当+優待利回りを計算すると1株220円と言うことになり、配当利回りは3.9%に上昇します。そう考えるとなかなかの高配当と言えそうですね。
なお2025年3月期には配当1株243円を計画していて、これで配当+優待利回りを計算すると配当利回りは5%に上昇します。ぜひ実現したもらいたいですね。
ちなみにたーぼうは1株3700円で買ったので、この買値で配当+優待利回りを計算すると、今期実績で約5.9%になります。連続増配株の良い所は、長期保有で高配当株に化けるところですね。今後もずっと持っていたい株の一つです。欲を言えばNISA枠で買いたかったな・・と思います。
株価チャート
株価はコロナショックで2800円位で落ち込んだもののその後スルスルと上昇し、2021年9月に5800円あたりまで上昇。その後一転して下落基調が続き2022年6月付近を底に反転し、2024年5/9の終値は¥5,850と2021年9月の高値付近まで上昇してきました。昨日(2024/5/8)発表の決算が今日の株価にどう反映されるのか、興味深い所です。
まとめ
全国保証の魅力は、驚異的な営業利益率を持ち、毎年安定的に増収増益と増配を達成している企業でありながら、配当+優待の利回り面でも魅力的な企業であるということですね。もちろん今後も業績の向上が続くのであれば、毎年増配することで買値に対する配当利回りが向上していくことでしょう。
ちなみにたーぼうは、今回の株主優待はクオカード(5000円)を選択することにしました。株主優待って税金がかからないのがいいですね。
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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己判断、自己責任にてお願いいたします。