岡本真夜の素晴らしさを伝えたい

 最近、自分が20代だった1990年代の頃良く聴いた曲を改めて聴くことが多い。当時は洋楽・洋楽を問わず主にロックやハードロック系を好んで聴いていたが、一時期ちょっとジャンルの違う?岡本真夜にハマっていたことがあった。ちょうど1997~1998年の頃だ。「Smile」「Hello」あたりのアルバムが出たころ。当時友人に岡本真夜にハマっている事を話したら「えっ?」とびっくりされたこと記憶がある。友人から見たらそれまでの僕の印象と違って意外に感じたのでしょうね。

でもあまり自分のイメージとか特定のカテゴリに囚われずに、いいと思った音楽を聴いたらいいと思うんだ。今でもそう思う。

ありがたいことにYouTubeでもその頃の曲を一部だけど視聴することが出来る。で、久々に改めて聴いてみるとやはりいいんだよね。特に曲。メロディメーカーとしての才能が素晴らしい。天才ですね。あと歌もいい。声もすごく魅力的なんですよね。あと自分で曲も詩も作るからかもしれないけど、曲と歌詞が合っているというかすごく調和してると思う。

うん、あの頃の自分は決して間違っていなかった(笑)。令和の今でもそう思う。

世間一般のイメージでいけば「岡本真夜=TOMORROW」だと思っている人が多いのかもしれない。確かにヒットしたもんね。この曲で紅白にも出たそうだし。確かにTOMORROWもいい曲だと思うのだけど、個人的には他にももっと良い曲あるんですよ!と声を大にして言いたくなるのですね。

と言う訳で、4曲紹介したいと思います。

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「泣けちゃうほど せつないけど」

さすがに25年前とかだと、動画の画質や縦横比に時代を感じますね。でも曲自体は全く古くなっていない。と言うか今聴いてもすごく魅力的。爽やかで透明感のある神曲ですよね。特にサビのメロディ最高だ。

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「そのままの君でいて」

この曲も良いですね・・。うん、素晴らしすぎて「良い」としか言いようがない(笑)。サビのメロディも最高なんだが、サビに繋がるAメロ・Bメロも美しい。「エアポート」とか「路面電車」(この記事のアイキャッチ画像は高知の路面電車にしてみました!)とか、歌詞にこの人の故郷である高知を感じますね。自分は若い頃行ったことあるけどいい所ですよね。なんか鰹のたたきを食べたくなってきたな・・・。

この曲盗作疑惑があって、(注:「盗作された」疑惑です。)一時期騒ぎになりました。下のリンク(wikipedia)にも詳細があります。

2010等你来 - Wikipedia

疑惑の曲は「2010等你来」という曲なのですが、自分は聴いたことは無いけど、まあ本当そっくりらしいですね。

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「思い出にできなくて」

この曲を聴くとバラードこそ岡本真夜の真骨頂ではないかと思ったりもする。TOMORROWがヒットしすぎたせいで事務所に応援歌ソングばかり作らされそうになって、かなり対立したらしいですよね。やっぱりいくらなんでも同じような曲ばかり作らされるのって嫌ですよね。

でも結果的に自分の主張を通して良かったですよね。こんな名曲を世に出すことが出来たんだから。

この、なんか聴いてるだけでせつなさがこみあげてくる感じ、歌詞もメロディも歌もアレンジももう本当に、この上ない感じがするのです。

「サヨナラ」

この曲も名曲ですね。岡本真夜にしてはビートが強くロック色が強い曲。歌詞は自分から恋人に別れる内容なのですが、やはりこの曲も歌詞、曲、サウンドが凄く合っているなと思います。ビートの強さが別れる決意の強さを表しているように感じられます。

収録アルバム

と言う訳で4曲ピックアップしてみました。本当、どの曲も今聴いても素晴らしい。

ちなみに紹介した曲の中で「泣けちゃうほど せつないけど」「そのままの君でいて」は「Smile」というアルバムに「思い出にできなくて」「サヨナラ」は「Hello」というアルバムにそれぞれ収録されています。

この2つのアルバム、両方とも名盤だと思います。強いて言えば、曲の良さで「Smile」が、サウンドのクオリティで「Hello」が若干勝っていると思うのだけど、正直甲乙つけがたい出来栄え。

興味が出て来た人はベスト盤から入るのもいいかもしれない。ベスト盤の中で上記の4曲が入っている探したらこれしかなかった。なのでこれをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました。