BABYMETALの1stアルバム「BABYMETAL」は間違いなくメタルの歴史に新風を吹き込んだ名作である。

YouTubeは時々、自分が聴いたことが無い音楽を教えてくれることがある。BABYMETALがその一つだ。

 たーぼうは、メタルと言えば高校時代にラウドネスを聴いた位で、良く聴いていたのは、ストーンズ、エアロスミス、ツェッペリン、ブランキージェットシティ、ミッシェルガンエレファントとか、どちらかと言えばロックかハードロック位のジャンルを聴いていた。

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BABYMETALとの出会いという衝撃。

 あれは2012年の秋ごろだった。YouTubeのお勧めに上がってきたのがBABYMETALの「ギミチョコ」だった。見てみると、3人の少女がメタルのハードな音楽をバックに踊りながら歌う音楽。最初に見た時に感じた、何か見てはいけないものを見てしまったような感覚。1回見ただけでは内容は全く理解できなかった。いったいこれは何なのか?正に「なんじゃこりゃ」状態・・。これがたーぼうとBABYMETALとの出会いの始まりだった。

でも何回か聴いていくうちに、この上なくキュートで甘くハードで楽しい、重度なBABYMETAL中毒への道に足を踏み入れていくことになるのだった。あれっメタルってこんなに楽しい音楽だったっけ?

当時一部のコアなメタル界からは、「これはメタルでは無い」とか言われたり、キワモノ扱いされたりして大論争が起こっていたけど、たーぼうは別にもともとメタラーでも無かったのでそんなことは本当にどうでも良かった。

 ハマりだしてからはYouTubeでBABYMETALの動画ばかり追いかける日々が続いたし、当時彼女たちが在籍していたさくら学院の日記も読みまくったし、中本すず香の写真集も買ったし、BABYMETALのファンクラブである The ONEにも入会した・・・。正に幸福な泥沼にハマっていた。

当時出ていた1stアルバム「BABYMETAL」も速攻で購入して、通勤の電車の中で聴きまくたった。BABYMETALの魅力はいろいろあるけど、僕は一番の魅力はSU-METALの歌だと思う。抜群の歌唱力がありながら、エモーショナルで熱い。

特にこの「紅月-アカツキ-」はそんな彼女の歌の魅力が最も発揮された1曲だと思う。一体何なんだろう。この曲を聴いているだけで涙腺が緩んで魂揺さぶられまくりになってしまう。このアルバムバージョンも無茶苦茶素晴らしいのだけど、コンサートで聴くと迫力が数倍増しになるんだよね。本当に凄いとしか言いようがない。

「イジメ、ダメ、ゼッタイ」はBABYMETALの代表曲と言ってよい1曲。スピード感とSU-METALののびやかなボーカルが素晴らしい。YUI-METAL・MOA-METALの合いの手もいいよね。今この曲のYouTubeを観ると3人ともあどけないよね。当時みんな中学生だったんだもんね。

コンサートで演奏されると大盛り上がりになる曲で、ラストでかかることも多い。大体この曲が始まるとモッシュピットは、サークルモッシュがあちこちに出来てとんでもないことになっていたっけ。たーぼうはもちろんサークルモッシュには参加せずに逃げ回ってたけど。

この曲も代表曲と言っていい。イントロが秀逸で始まっただけで思わず踊りたくなってしまう。ジャンル的には「和メタル」とでも言うのでしょうか?ユイモアの「ソレ!」っていう掛け声も曲を盛り上げているし、何といってもここでもSU-METALの情感あふれるボーカルが素晴らしい。

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お勧めアルバムは?

これまでBABYMETALは3枚のスタジオアルバムを出している。どのアルバムも素晴らしいし買って損なものは全くない。ただもし、3枚の中からあえて1枚を選ばなければならないとするならば、個人的には、メタル界に賛否両論の論争を巻き起こした衝撃の1stアルバム、「BABYMETAL」を推したい。ちなみにこの記事で紹介した4曲は全てこのアルバムに入っている。

~ 彼女たちの奇跡はここから始まったのだ。~

ファンクラブThe ONE入会の為に買ったTシャツ。これを着てよくコンサートに行ったもんだったな・・。

最後までお読みいただきありがとうございました。