昨日(2023/12/11)に6年半愛用していたiPad(第5世代)を、iPad(第9世代)買い換えた。俗に「無印iPad」と言うやつである。今まで3枚連続でこの無印iPadの最廉価モデルを買って5~6年使って、また最新の無印iPadの最廉価モデルに買い換えてきた。そしてこのやり方こそがコスパ良くタブレット生活を送るのに最良の方法だと確信している。今回はその理由を書いていきたい。
現在のiPadのラインナップ中で、最も多くの人に勧められるのが安価な第9世代の無印iPad
特に初心者だとiPadっていろんな種類があって迷いませんか?今のLineUpだと「iPad,IPad Air,iPad mini,iPad Pro」。それぞれに画面の大きさや、記憶容量の違うモデルが存在してたりして。


その中で最も安価でベーシックな位置に存在しているのが俗に「無印iPad」と呼ばれている「iPad」である。
この「iPad」という名称が少々ややこしく、iPadシリーズ全体と意味する場合と、iPadシリーズ中の「iPad」モデルを意味する場合がある。両者を区別する為に、iPadシリーズ中の「iPad」モデルのことをわざわざ「無印iPad」と言ったりする。本当は「iPad Basic」 とか「iPad Standard」とか言えばいいのにと思うんだけど。アップル的にはダサいのかな(笑)。
現在販売中の無印iPadは第9世代と第10世代の2種類が併売されているが、第10世代は最安で¥68,800、第9世代は最安で¥49,800と価格がかなり異なる。現状では第10世代は第9世代の上位機種のような存在になっている。
この中で個人的に最も多くの人に勧められるモデルは、特に初心者なら安価な ” iPad(第9世代) ” の64GB・wifiモデル(¥49,800)だ。2023年12月現在のiPadのラインナップ中で最安モデルになる。
このモデル、安いと言っても単にサイト閲覧、オンラインショッピング、YouTube、メールやSNSのチェック程度の用途なら現状完全に過剰スペックだ。でもほとんどの人はタブレットの使用用途ってこの位じゃないのかな?って思うのだけど。
軽いゲームなら動くだろうし、キーボードが必要なら買い足せばよいし、スマホでテザリングすればWifiの無い場所でもネットに繋がる。最廉価モデルにありがちな不便さや不自由さはこのモデルに限ってはほとんどない。ただもっと大きい画面が欲しい人は、iPad(第10世代)やiPad Proを検討すると良いと思う。値段はかなり高くなるけど。
今まで、デスクトップPCとスマホは持っているけど、その間を埋めるものがあるといいなと考えている人こそタブレットPCはうってつけの存在。タブレット端末を使ったことが無い人なら、まずこのモデルでタブレットのある生活の便利さを知って欲しいと思う。
iPad(無印)を5~6年おきに買い換えるのが、最もコスパが良い。その理由を4つ
最もコスパ良く「タブレットのある生活」を送るにはどうすればよいか?僕が提案するのが、このiPadを5-6年毎に買い換えるやり方だ。その理由を4つ挙げてみる。
理由その1:旧モデルにも手厚くOSアップデートをしてくれる
タブレット端末の中でも、旧モデルに対しても一番OSアップデートを手厚くやってくれるメーカーがAppleだと思う。例を挙げると、僕が今まで使ってきたiPad(第5世代)は2017年の発売当時はios10だったが、2022年9月のios16まで、計6回のosメジャーアップデートの対象になった。
さすがに2023年9月のios17では更新対象から外れたけど、これだけ旧モデルに対してちゃんとosの更新対象にしてくれるのはAppleくらいしかない。このおかげで長く安心して使えるんだよね。iPadは。
これがAndroid端末だとせいぜい2~3回しかバージョンアップしてお終いになってしまうと思う。この辺の差がタブレット端末の中でもiPadの強みになっていることは間違いない。
理由その2:6年使っても高い下取り価格
僕は今回渋谷のアップルストアでiPad(第5世代)を下取りに出して、iPad(第9世代)を買ったのだけど、6年半ほぼ毎日使ったiPadをAppleが5,000円で買ってくれたのは素直にありがたいなと思った。

だってこの下取りに出したiPad(第5世代)は、発売時の価格が\37,800(税別)、税込でも\40,800位だったので、下取りが5000円ついたとすると実質\35,800で6年半もの間、「タブレットのある生活」の利便性を享受することが出来たのだから。1年あたりで換算すると5,500円/年でiPadを使うことが出来たのだ。これって激安だと思いませんか?

今回はアップルストアで下取りに出したが、他の買い取り業者だともっと高く買ってくれるところもある。

↑これはイオシスという買取業者の買取価格。2023年12月12日現在の買取価格はなんと\11,000~\16,000だ。

↑こちらはじゃんぱらの買取価格(2023/12/12現在)。こちらも上限¥16,000だ。
もし仮に¥16,000で買い取ってくれたら6年半を25,000円程度でiPadを使うことが出来たわけだ。計算すると\3,846/年になる。やはりiPadはコスパ最強と言わざるを得ない。
理由その3:普段使いなら過剰とも言えるスペックの高さ
この自分の使用用途だとiPadは、サイト閲覧、オンラインショッピング、YouTube、メールやSNSのチェック程度なのだけど、このくらいの用途なら全く問題なく5~6年使えるのがiPadであり、元々のスペックが高いからこそ、使用期間が6年を過ぎてもきびきびとストレスなく使えて使用感に全く不満を感じない。これも長く使える理由の一つだ。
正直僕も今回買い換えた理由は、ある種消耗品であるバッテリーの減りが速くなってきたからであって、端末のそのものの性能には全く不満は無かった。正直バッテリー交換するか買い換えるかで悩んだけど、iPad(第5世代)が今年のios17の更新対象から外れたので、そろそろ買い換えるのも良いかなと思ったのが買い替えたの理由だ。
理由その4:製品コンセプトが変わらない。買い換えても戸惑うことなく使える。もちろん中身は確実に進化している。
今回6年半ぶりにiPadを買い換えて凄いと思ったことは、製品のコンセプトが全く変わっていないことである。端末のデザインはほぼ変わっていない。見た目の大きな違いは画面外枠の色が白から黒に変わったこと位だが、そのおかげでより画面のコントラストが締まって見える。画面は9.7インチから10.2インチに大きくなり、より見やすくなった。真っ白な外装箱のデザインも新旧でほとんど変わっていない。

同じiPadでも第5世代から第9世代へ、一気に4世代分進化したものに買い換えたので、当たり前だけど中身は確実に進化している。CPUの処理速度は約3倍位向上し、容量も32GBから64GBに増えた。スピーカーの音質も良くなっている。もちろんサクサク動くし使用感に不満は全くない。今まで使ってた第5世代でも不満無かったのだから、第9世代に買い換えて使用感に不満がある訳がない。強いて言えば今までサクサクだったのが買い換えて超サクサクになった感じだ(笑)。

古いiPadから新しいiPadへの環境移行もスムーズだ。旧モデルの環境を予めiCloudにバックアップしておけば、新しいiPadで保存しておいたバックアップを読み込めば、また今日から今まで使ってきた環境のままスタートできる。

多分自分はこのiPad(第9世代)をまた6年間とか使って、6年後の2029年とかにiPad(第13世代)とかに買い換えることになるのだろうか?そうなるような気がしてならないのがiPadのすごい所だと思う。

電源アダプタは20Wなのが嬉しい。これでスマホも急速充電ができる。
ただ端末側の端子はライトニングじゃなくUSB-Cにしてほしかったなとは思う。
まとめ
自分はもともとどちらかと言えばWindows派、Android派で、今までスマホやPCでApple製品を買ったことが無い。それでもタブレット端末はiPadの一択だなと思うのは、特に上記の4つの理由に因るところが大きい。
タブレット端末の良い所は何と言っても頑張れば携帯として使えるんじゃないかと思えるほどの携帯性あるのに、画面の大きさ確保されている所だと思う(iPad miniをスマホ的に使っている人は本当にいるらしい)。
おかげでソファに寝っ転がりながら使うことも出来るし、布団に入って使うことも出来る。旅行に持って行けばホテルの部屋で情報収集するのにとても便利なアイテムとなる。
意外と便利なのが台所でレシピを表示されながら料理するのに便利だったりする。あと料理タイマーとしても便利。
そんなことはスマホでだってできるじゃないかと思う人もいるかもしれない。もちろんスマホでもそういうことは出来るのだけど、これは自分が特に50代なってから、スマホで小さい字を読むのが年々不得意になっていくのを感じるのですね・・。画面が大きいと字が読みやすい。これ当たり前なのだけど年をとって字が読みづらくなればなるほどいろんな場面でひしひしと感じることだったりする。やはり「画面が大きい」のは正義なのだ。
年寄りこそ小さいスマホ画面だけで頑張らないでタブレットとスマホの2台持ちをやってみる価値があると思うのだけど。
最後までお読みいただきありがとうございました。