たーぼうです。スマホはドコモの「irumo(イルモ)」の3GBプランを使っています。さて先日ドコモから新料金プランが発表され2025年6月5日(木)から提供開始されますがが、その中で実質的なirumo(イルモ)の後継となる、「ドコモmini」について、プラン変更するメリットはあるのか?について調べてみました。


「ドコモmini」はどんなプランか?
新料金プランの中で「ドコモmini」が最も安く、毎月のデータ使用量は少なめだけど安い料金プランを求めるユーザーにぴったりのプランですね。実質的にirumo(イルモ)の後継プランになります。

尚、既存の「irumo(イルモ)」2025/6/4にて新規受付終了になりますが、現在イルモのユーザーはそのまま継続利用することが出来ます。逆に言えばイルモに未加入だけどプラン内容に魅力を感じるのであれば、2025/6/4までに加入する必要があります。
「ドコモmini」・「irumo(イルモ)」のプランを比較してみた
月額データ量上限順に、イルモとドコモminiのプランを並べて見ました。(料金は全て税込表示です。)
irumo | irumo | ドコモmini | irumo | irumo | ドコモmini | |
月額データ量上限 | 0.5GB | 3GB | 4GB | 6GB | 9GB | 10GB |
料金 | 550円 | 2,167円 | 2,750円 | 2,827円 | 3,377円 | 3,850円 |
dカード支払割(※1) | - | -187円 | -550円 | -187円 | -187円 | -550円 |
ドコモ光・home5Gセット割 | - | -1,100円 | -1,210円 | -1,100円 | -1,100円 | -1,210円 |
ドコモでんきセット割 | - | - | -110円 | - | - | -110円 |
全割引適用後月額料金 | 550円 | 880円 | 880円 | 1,540円 | 2,090円 | 1.980円 |
提供開始・終了日 | 2025/6/4で新規申込終了 | 2025/6/4で新規申込終了 | 2025年6月5日提供開始 | 2025/6/4で新規申込終了 | 2025/6/4で新規申込終了 | 2025年6月5日提供開始 |
もともとイルモも割引適用後の月額料金は安いのだけど、逆に言えば割引適用できないと安さを享受できないプランでしたが、それがドコモminiでは更に拍車がかかって、全割引適用になる条件がより厳しくなっています。
まず全割引適用の条件に、ドコモでんきの加入が追加されました。その上、ドコモminiでは、dカード支払割がゴールド以上で550円、シルバーで220円と差がついています。特にdカードシルバーユーザーにはかなり影響が大きいです。
またイルモの中で最安だった0.5GB・550円プランの後継プランがドコモminiでは見当たりません。イルモ6GBのプランも後継なしです。
全割引適用可能なら、プラン変更は意味ありだが・・
全割引適用できるユーザーなら、イルモからドコモminiへのプラン変更は意味がありますね。
例えばイルモ3GBプランのユーザーが、ドコモminiの4GBプランに変更の場合、月額料金は880円のままで、月額データ量上限が3GBから4GBにアップします。また、イルモ9GBプランのユーザーが、ドコモminiの10GBプランに変更の場合、月額料金が2090円から1980円へと安くなった上に、月額データ量上限が9GBから10GBにアップします。
現在イルモ3GBプランの筆者の場合、ドコモでんきは未契約なので、4GBのプランの場合、月額990円(税込)で+110円の月額料金増になりますね。なお毎月のデータ使用量も1GBにも満たないので、データ利用量上限が3⇒4GBにアップしても恩恵ほぼ無し・・という訳でプラン変更は見送ることにしました。ドコモでんきは一時期契約していた時期もあったのですが、2023年1月から燃料費調整単価の上限価格を廃止されたのを機に、他の電力に切り替えたんですよね。

その他、混雑時の速度制限は?、ドコモメールは引き続き有償?
イルモは回線混雑時に他のドコモプランよりも先に通信速度が制限される場合があるのですが、ドコモminiでは先に通信速度が制限されることは無くなるらしいですね。とすればこれは朗報ですね。
ドコモメールはドコモminiでも引き続き有償のようなので、ドコモメールを使いたい人は月額330円(税込)が引き続きかかるようです。
irumo(イルモ)からドコモminiへ変更するメリットは?
なかなかプラン変更すべきか条件が微妙な感じもしますが、プラン変更すべき人としない方が良い人をまとめてみました。
irumo(イルモ)からドコモminiへ変更したほうが良い人
・dカード支払割適用対象(PLATINUM・GOLD・GOLD Uのみ)、かつドコモ光/home5Gセット割も適用される人
・さらにirumo(イルモ)3GBユーザーでドコモでんきセット割が適用される人
・irumo(イルモ)9GBユーザーは、ドコモでんきセット割のみ未適用の場合でも月額料金は2,090円で変わらないので上限が9⇒10GBに増える分お得になると言える。
irumo(イルモ)のままプラン変更しない方が良い人
・dカード(シルバー)で支払っている人 ⇒ ドコモminiではdカード支払割が220円とゴールド以上の550円より少なくなる為
・irumo(イルモ)の3GBプランユーザーでドコモでんきのセット割が適用されない人 ⇒ 月額110円の値上げになってしまう(但しデータ量上限が3⇒4GBに増えるメリットはあるのでメリット・デメリットを比較検討すべき)。
・irumo(イルモ)の0.5GB/6GBプランのユーザー ⇒ データ量上限が近い後継プランが無い。
まとめ
個人的には今回、ドコモでんきセット割が未適用で結果毎月110円の値上げになるので、irumo(イルモ)3GBプランから、ドコモmini4GBプランへの乗り換えは見送りました。
ドコモでんきって東京電力・東北電力エリアではつい最近(2025年2月)まで新規申し込みを停止していたこともあるので実際利用者はまだ少なそうですよね。

感想としてはドコモminiではirumo(イルモ)より割引適用条件が厳しくなっているので、イルモからドコモminiへ乗り換える人ってそんなにいるのかな?って思いましたね。全般に「ドコモ経済圏にどっぷり足を突っ込んだ人のみが安い料金を享受できる」傾向にさらに拍車がかかってますよね。
まあスマホの料金も昔に比べれば安くなってますもんね。昨今は色んな物やサービスの物価上昇が著しいですが、その中ではスマホ料金は総務省の意向もあって比較的安く抑えられているのを考えると、今はそれだけ通信キャリアも苦しいのかもしれませんね。
関連記事
最後までお読みいただきありがとうございました。