9月も引き続きかなり値動きの荒い月となりました。上旬は下落が続き不調だったのですが、中旬下旬にかけて底打ちし上昇を続け月間プラスに転じたのですが、9月の最終日に「石破ショック」に見舞われ、月間では-0.17%と僅かにマイナスになりました。月間でマイナスは3カ月連続です。ただ今年9月までの累計では+15.8%と好調ではあります。
9/27の株式市場は自民党総裁選挙での高市さん当選をほぼ確実視して上昇していました。高市さんの場合、金融緩和継続、円安容認路線を取り、日本株は上昇するとみられていたのですね。ところが東京市場が引けた後の決選投票で石破さんが勝利し、日経平均先物は一気に下落し円高になりました。石破さんは金融引き締めして金利が上昇し、結果円高&株安になるとの思惑でですね。また金融所得課税の強化に前向きと見られていることもマイナス要因でしたね。9/30の日経平均は前日比-1910円(-4.8%)と大幅下落となりました。
9/30は8/5の植田ショックの再来になるか?とちょっとドキドキしていたのですが、まあ思ったほどは下げなかったですね。なんたって8/5は日経平均は12.4%も下がりましたからね。それに比べたら全然大したことは無い。にもかかわらずマスコミに「石破ショック」とか書かれてちょっと石破さんがかわいそうに見えましたね。
2024年9月の月間パフォーマンスは?
2024年9月のポートフェリオ全体のパフォーマンスは-0.17%と3か月連続の含み益減少。特に日本株は-2.38%相変わらず足を引っ張っている状況。為替は円高が進んだのもマイナス要因でしたが、外国株は堅調、さらにはコモディティ(金銀プラチナ)が絶好調な月でした。
2024年の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較
2024年の累計パフォーマンスはS&P500とNasdaqに次いで3番目
2024年のポートフォリオの累計パフォーマンスを他の株価指数と比較しています。
9月も米国の3株価指数は好調だったのですが、たーぼうのポートフォリオは円高と日本株下落により、ポートフォリオ全体では微減と冴えない結果でした。
ただ僕のポートフォリオは円高になると弱いんですよね。
個人的には今後中長期的には、円安傾向を予想しています。なので特に現在のポートフォリオを大きくいじろうとは考えていません。
個別株の月間パフォーマンス
日本株9月の結果
9月の日本株は、好調な株と不調な株がまちまちでした。
日本駐車場開発、東レ、NTTデータは良かったですね。ただELEMENTS、トヨタ、住友商事、オリックスは厳しい結果でした。
外国株8月の結果
8月の外国株は、全体的にはドルベースで見れば堅調でしたね。
特に強いのが、GEヘルスケア、ディアジオ、ブラックロック、シスコシステムズあたりです。
半面、ユニオンパシフィック、ジョンソン&ジョンソンとか、ゴールドマンサックスなどはパッとしない結果でした。
2024年9月の売買実績
売却:なし
購入:eMAXIS-slim S&P500 100000円分@28625円
9月は毎月10万円分積み立て投資しているeMAXIS-slim S&P500を予定どうり購入したのみで他の売買はしていません。
2024年の成長投資枠240万円分が8月ですでにフルに埋まってしまったので。あとは積み立て枠も月10万買ってるので12月で埋まる予定です。新NISA1年目は360万円の枠をすべて使いきる予定です。
2024年9月の配当入金額
9月の配当入金額は。¥25,404でした。配当入金は6月と12月に集中するので、他の月はぐんと下がります。ヤマハ発動機、ジョンソン&ジョンソンあたりがメインでした。
2024年は9月までの累計で262,011円(前年比112%)の配当がありました(税引き後)。毎年前年比110%の配当があると10年間で入金額が2.6倍になる計算になります。そうなると10年後には配当が年間100万円入って来るんですが・・・。まあその頃100万円の価値がどうなってるかはわかりませんが。
2024年9月末の資産構成・ポートフォリオ
9末の資産構成です。
資産構成(アセット・アロケーション)
9月末の資産構成です。日本株が株だけで約84%を占めています。残りは債券が9%、コモディティが7%と言ったところです。
ポートフォリオ(日本株)
日本株は、個別株で、輸送機器・商社・銀行あたりをメインに保有中です。大型・高配当なものを中心に長期間NISA枠で保有する戦略をとっています。
ちょっと見ずらいですね。すいません。
ポートフォリオ(外国株)
外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約35%を占めていますが、2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。よって今後はeMAXIS-slim S&P500の保有割合が徐々に高まる予定です。
ポートフォリオ(債券、コモディティ)
9月は金銀プラチナが好調な月でした。
まとめ
9月は8月に続いて激動の月でしたが、終わってみれば月間で微減となんとも微妙な1ヶ月でした。
石破さんは株式市場には冷たそうな人に見えるのですが、考えてみれば岸田さんも就任当初は、株式市場を敵視しているとしか思えないような発言が多々ありました。でも途中から変わりましたね。特にNISA制度の拡充してくれたことには感謝しています。
石破さんも株式市場にとって出来ればいい方向に変わっていただきたいなと、思います。
引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。 投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。