世田谷線ユーザーが宇都宮ライトレールに乗った感想を書いてみた

たーぼうです。都内に住んでいて普段は世田谷線に乗る機会が多いんだけど、先日TOMOOさんの宇都宮公演に行ったついでに宇都宮ライトレールに乗った感想を書いてみました。とは言っても世田谷線と宇都宮ライトレールではだいぶ違うよね。

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スペックの違い

世田谷線宇都宮ライトレール
営業距離5.0km14.6km
駅数10駅19駅
全区間所要時間17分44分
軌間幅1372mm1067mm
電圧直流600V直流750V
最高速度40km/h40km/h
車両編成(定員)2両編成
(132人・座席32席)
3両編成
(159人・座席50席)
運転本数平日178本 休日169平日99本 休日78
(宇都宮駅発本数)
利用客数/日56351人(2024年度)平日18000~20000人
土日祝10000人
(2025/7月時点)
運賃(大人)160円均一150~400円(距離別運賃)
営業開始1925/1/18
(2025年は開業100周年)
2023/8/26

ざっと見ると世田谷線は宇都宮ライトレールに比べて短距離、高頻度運転(日中6分間隔)で利用者数も多い。ただ宇都宮ライトレールも日中12分間隔で都会並みだ。地方都市と郊外と結ぶ路線にしてはかなり多いなと思う。

あと起点から終点まで乗り通した場合、世田谷線だと全線乗っても17分なので座れなくてもいいかって思えるんだけど、宇都宮ライトレールは44分かかるので、さすがに全線乗る場合は座っていきたいところですね。あと平日下りに3本だけ快速が運転されているのだけど、全線所要時間42分と各停に比べて2分しか短縮できてない。。。うーん、この位なら快速無くてもよくないか?って思ってしまった。

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運賃の支払い方法の違い

世田谷線の運賃支払い方法は結構複雑だと思う。シンプルな均一料金ながら、運賃は駅によっては改札で払うか基本は車内で払うかが変わる。ワンマンだと運転席側のドアで払わないといけないけど、車掌がいる場合は後ろでも払っていいとか、いろいろあってややこしいんだよね。あと出口ドアと入口ドアが明確に分かれていて出口ドアから乗るのはNGなんだけど、出口ドアから乗ってもOKな駅もあるとか、特に初見だと運賃支払い方法がわかりにくい路線だと思う。

その点宇都宮ライトレールの運賃支払いは、交通系ICなら5箇所ある乗降口のどこからでも乗り降り出来て便利だった。これならラッシュ時の乗降もスムーズだろう。但し現金支払いの場合は乗車時にホーム上で整理券を取って、下車時に運賃を運転席で支払う必要がある。その点でも交通系ICの方がずっと便利なのでお勧めだ。

宇都宮ライトレールの場合交通系ICなら、乗る時は緑背景の読み取り部にタッチする。降りるときはオレンジ背景の読み取り部にタッチする
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沿線風景の違い

沿線風景も世田谷線と宇都宮ライトレールではかなり違う。世田谷線って起点から終点までひたすら住宅密集地の中をひたすら走る感じだが、宇都宮ライトレールは景色はバラエティに富んでいる、起点の宇都宮駅周辺は都会的な風景だが、走るにつれて、ショッピングモールがあったり、学校があったり、田園風景があったり、鬼怒川の長い橋を渡る付近の景色は雄大な自然を感じることが出来る。終点は工業団地の中なので行ったときは土曜で閑散としていたが、平日朝とかだと雰囲気が全然違うのでしょうね。

起点の宇都宮駅東口駅。なかなかかっこいいデザインの電車ですね。カラーリングも相まって蜂のようにも見える。
鬼怒川を渡る時、遠くの山々が見えた。
終点の芳賀・高根沢工業団地駅。土曜なので閑散としていた。終点で下車したのは僕含めて2人だけだった。
電車の行き違いシーン

定時性はどちらが優れているか?

世田谷線は全線専用軌道なので定時性には優れた交通機関だと思う。遅延情報に世田谷線が出てくるなんて滅多にないし。道路との信号も環七を横断するところのみだ。

対して宇都宮ライトレールは道路の真ん中を走る併用軌道区間が多い。ただ軌道に車が進入することが無いので併用軌道上では車に邪魔をされることなく走ることが出来る。ただ、車同様交差点での信号待ちはありますねここが普通の鉄道と異なるところ。でも一部交差点では立体交差になっている所もありましたね。

宇都宮ライトレールの時刻表を見るとラッシュ時は1分だけ所要時間がかかるようになっていた。これは混雑で乗降時間を要することを見越してのことなのかな。今後もっと信号を立体交差出来るようになれば所要時間も減って快適になることでしょうね。

定時性で言えば道路信号が1箇所しかない世田谷線の方が高いと言えそうだが、宇都宮ライトレールも信号待ち時間もダイヤに織り込んでいるだろうし、軌道内は車乗り入れ禁止なので渋滞の影響は受けないので、定時性は高いと思われる。

まあ最高時速40km/hなのでこんな流線型にしなくてもいいのではないかな(笑)とも思うけど。
かっこいいことは確かですね。この車両、70km/hを出せる設計になっているそうです。

Free Wi-Fiが羨ましい!

宇都宮ライトレールで羨ましいと思ったがフリーWi-Fiがあったんですよ。これいいなあ。世田谷線もぜひやって欲しいですね。

車内にあったFreeW-iFiの掲示。さすがにWeb上でパスワードを公開するのは宜しくないかと思って隠したけど、車内では普通に表示されてます。

ちなみに車内がガラガラでほぼ貸し切り状態の時にフリーWi-Fiのスピードテストをやってみた。結果は以下の通り。これだけ回線速度が出ていれば快適ですよね。ただ満員の時にやったらどのくらいの速度になるのかな?

将来の路線延伸はあるか?

まあ世田谷線は路線延伸は無いでしょうね(笑)。個人的には下高井戸から永福町を経て高円寺まで延伸してくれたら便利なのになあと妄想したりしますがw。南の方も三軒茶屋から学芸大学駅まで伸びてくれると便利なのになあ。。でもそんな計画はありませんので。実際に作るとなると土地買収が超大変なのは素人でもわかりますね。

宇都宮ライトレールは東武宇都宮駅方面への延伸計画があるそうです。

駅西側延伸 | ライトライン 公式ポータルサイト
JR宇都宮駅西側へのライトライン延伸についてご紹介します。宇都宮市の顔である駅西側のまちなかは、人とライトラインなどの公共交通が共存した、魅力的で居心地がよく、歩きたくなる「ウォーカブル」な空間を目指しています。

現在の宇都宮ライトレールの路線は宇都宮市の中心部への乗り入れは実現していないのですが、宇都宮市の中心はJR宇都宮駅の西側なんですよね。なのでJR宇都宮駅の西側に延伸して初めて宇都宮市中心への乗り入れが実現するわけです。また東武宇都宮駅とJR宇都宮駅は2km弱位離れていますがこの間をライトレールで結べば、かなり便利になりますよね。

宇都宮駅のLRT、36年延伸へ|下野新聞デジタル
JR宇都宮駅の東口から東方面を結んでいる次世代型路面電車(LRT)「ライトライン」を巡り、宇都宮市と運行会社「宇都宮ライトレール」などは29日、駅西側へ延伸する実施計画を国土交通省に申請した。延伸区間の開業時期を2036年3月とし、概算工事...

計画では2036年3月開業を目指すようです。後9年くらいか。開通したらまた乗り鉄しに来ますね。

感想

全線往復して思ったのは、もし僕が万が一宇都宮に住むことになったら(そんな確率はほとんどないけど)、このライトレール沿線に住むのがいいなと思った。いままでの宇都宮市は車が交通のメインだったと思うんだけど、車は(今のところは)、年を取ったら運転が困難になるのが致命的な弱点だと思う。そうなった時でも安価、高頻度かつ定時性に優れてバリアフリーな交通機関があれば、無理に車に運転しなくても暮らすことができる。

宇都宮ライトレールなら沿線にショッピングモールもあるし、宇都宮駅にも出れるので東京にも出やすい。お酒飲んで帰宅する時もタクシーを使う必要がない。車が無くても日常生活に困らないのは地方都市では稀有な沿線環境だと思う。将来宇都宮駅の西側方面に延伸したら中心街にもライトレール1本で行くことが出来る。これはかなり便利ではないか。

宇都宮の言えば餃子。写真は宇都宮餃子館 駅ナカ パセオ店で食べた健太餃子。美味しかったです!

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