忘年会シーズン真っただ中ですね。忘年会帰りの電車で運よく座れたものの、暖かい電車内でつい寝過ごしてしまった経験は無いですか?その中でも、東京駅発で特に終着駅が遠い要注意な5つの電車を紹介します。※始発が東京駅ではない電車も含みます。(時刻は2024年12月18時点です)
東海道線 東京発 22:52 熱海行き
東海道線の長距離電車も昔に比べてだいぶ減った(昔は静岡行きとか浜松行きとかあったなあ)けど、まだまだ沼津や熱海まで行く列車は存在しますね。
東京-熱海間の距離は104.6km、運賃は1980円。多くの人は途中までは定期券があるでしょうけど、乗り過ごすと結構追加料金が発生しますね。
東京 | 横浜 | 大船 | 小田原 | 熱海 |
22:52 | 23:24 | 23:40 | 0:19 | 0:42 |
上り列車があるのは大船までで、ここで降りられれば大船23:47発の品川行きに乗れます。藤沢から先は残念ながら上り列車は無し。
中央線 東京発 23:14 大月行き(中央特快)
中央線の電車はほどんどが高尾かそれより手前の駅、あるいは青梅線が終点の電車が多いが、稀に山梨県の大月まで行く電車がある。特に23:14東京発の大月行きは中央特快なので速く、その分寝過ごしの危険も高いと言えます。さらに今はグリーン車が併結されている編成もあって2024年3月までグリーン料金無料なんですよね。万一快適なグリーン車に座れたら・・さらに寝過ごしの危険が増すわけです。
東京-大月間の距離は、87.8km、運賃は1,520円である。意外にも東京熱海間よりは距離は短い。まあ寒そうなので乗り過ごした時のショックは大月の方が大きいかもしれない。
東京 | 新宿 | 西八王子 | 高尾 | 大月 |
23:14 | 23:28 | 0:11 | 0:15 | 0:44 |
上り電車があるのは西八王子まで。西八王子で降りれれば、西八王子0:16発の武蔵小金井行きに乗れる。ただ目的地が武蔵小金井より手前だったらアウトですけどね。
高崎線 東京発 23:19 高崎行き
高崎線は深夜にもかからわず群馬県の高崎駅まで行く電車がある。
東京 | 上野 | 大宮 | 熊谷 | 高崎 |
23:19 | 23:25 | 23:50 | 0:28 | 1:14 |
上り電車があるので大宮までで、京浜東北線の赤羽行きが23:57、0:15とある。尚高崎線、宇都宮線の上りは大宮時点で既にない。
尚、東京ー高崎間の距離は105km、運賃は1980円。わざわざ高崎線に乗る人は目的地が大宮以北の人だろうから、大宮を過ぎると絶対乗り過ごさないようにしなければならないですね。
宇都宮線 東京発 23:08 宇都宮行き
宇都宮線にも深夜にもかからわず栃木県の県庁所在地の宇都宮駅まで行く電車がある。
東京 | 上野 | 大宮 | 小山 | 宇都宮 |
23:08 | 23:14 | 23:42 | 0:33 | 1:00 |
上り電車があるのは大宮までで、京浜東北線の赤羽行きが23:51、23:57、0:15とある。尚高崎線、宇都宮線の上りは大宮時点で既にないので、特に土呂以北が目的地の人は十分ご注意を!
尚、東京ー宇都宮間の距離は109.5km、運賃は1,980円。
常磐線 東京 22:45発 勝田行き
常磐線で要注意なのがこの電車、寝過ごすと茨城県の勝田駅まで連れて行ってくれる電車だw。
東京 | 上野 | 藤代 | 水戸 | 勝田 |
22:45 | 22:52 | 23:39 | 0:48 | 0:54 |
上り電車があるのは藤代までで、運よく藤代で降りれれば、藤代23:45発の我孫子行きに乗れる。また我孫子で、0:02発の上野行きに乗ることが出来る。上野駅まで戻れるのは凄いと思う。
尚、東京ー勝田間の距離は126.9km、運賃は2,310円。
まとめ 最も危険な電車は常磐線勝田行き?
ここまで、5路線で危険そうな長距離電車をピックアップしてみたが、最も危険度が高いのは、東京からの距離が最も遠い(126.9km)常磐線勝田行きですね。タクシーで帰ろうとすると3万は以上はかかりそうなのでやめたほうがいいですね。ビジホ、カプセルホテル、ネットカフェ辺りを探すしかないでしょうね。
筆者は学生時代東京駅で、当時まだあった東海道線下りの大垣行きに乗って横浜で降りなきゃいけないとのに見事に乗り過ごしてしまった経験があります・・・。
現代はそこまで危険な列車はなくなったけど、まだまだ深夜の長距離電車はありますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。