たーぼうです。2021年10月のロードバイク(GIANT CONTEND2)を買ってサイクリングを楽しんでいます。ロードバイクを購入して1年そこそこなのでまだまだ初心者ですよね。
今まで一回の走行で長くても50km程度の距離(しかもほとんど平坦路)しか走らなかったのですが、そろそろ100kmを超えるロングライドや、ちょっとした峠越えにも挑戦したくなってきました。ただ今まで50km程度の平坦路しか走らなかった50代のおっさんが、いきなり100km越えのロングライドをするのはやや無謀かも?。と思ったのでまずは80km程度の距離を走るコースを考え、実際に走ってみました。
どんな人に向いたコースか?
東京都23区南西部【杉並区・世田谷区・大田区・目黒区】付近に住んでいるロードバイク初心者が初めて80kmの距離のライドに挑戦するという設定(まあ自分ですよねw)でコースを考えてみました。主に以下の3点を重視してコース設定しています。
・工程内にあまりきつい坂が無くして無理なく80kmを走れるようなコースにする。
・出来るだけサイクリングロードを走れる区間を多くして走行中のストレスを軽減
・東京近郊でも自然を満喫できる、非日常感を味わえるコース設定にする。
コース概要
コース図(クリックで拡大します)
※ルートの緑線はサイクリングロード利用、青線は一般道利用を表しています。
コース説明
まず起終点から最寄りの多摩川サイクリングロードまで行きます。上図では世田谷通りの多摩水道橋を起点としています。多摩川サイクリングロードでは左岸側(東京都側)を選択します。あとは多摩川沿いにひたすら上流を目指します。途中の万願寺渡船城跡~立川公園間はサイクリングロードが途切れる区間があります。立川公園から再びサイクリングロードに入り羽村取水堰まで行きます。ここが多摩川サイクリングロードの上流側終点になります。
ここから一般道(羽村街道から新青梅街道へ)を経由して西ヘ進みます。武蔵村山市三ツ木付近で野山北公園自転車道と交差する場所があるので左折します。自転車道を北東へ進むと、トンネルが連続する区間になります。赤坂トンネルを抜けると一旦、自転車道を県道所沢武蔵村山立川線まで戻り、県道を所沢方面に進みます。
県道沿いを途中から多摩湖自転車道が合流するので、自転車道に入って東に進みます。村山ダムの下流側突堤を横断し多摩湖自転車道を三鷹方面の終点まで進みます。関前5丁目交差点からは井の頭通りを進んでゴールへ。
コースデータ
・全長:約80km(内51.6km、全行程の63%がサイクリングロードを利用。)
・獲得標高:368m(コースを時計回りに進んだ場合、羽村取水堰→羽村駅付近と県道武蔵村山立川線付近が登り、村山ダムの下流側突堤から武蔵大和駅が下りになる。あとはほぼフラット)
走ってみた
走行概要
・走行日時:2022年12月7日(出発朝8時~帰宅14時)
・天候:晴れ、気温4.2度(朝8時)~13.3℃(14時)
・走行時間:4時間33分
・走行距離:84.2km
・平均時速:18.51km
当日朝は結構寒かったですがユニクロのブロックテックパーカが役立ちました。平均時速は20km/hを下回りましたが、今日は80km超えへの初挑戦だったのでセーブして走ったのと、多摩湖自転車道が平面交差であまりスピードが上がらなかったのでこんなものなのかなと思います。
1、自宅 ~ 多摩水道橋 ~ 多摩川サイクリングロード ~ 羽村取水堰
渋滞気味の世田谷通りを抜けて多摩水道橋で多摩川サイクリングロードに入る。朝と言うこともあり寒かった。
多摩川サイクリングロードをひたすら上流に走る。立川公園までは何十回と走行したいつもの定番コースだけど、立川公園から先を走るのは今回が初めて。サイクリングロードは土手を走ったり、河原に降りたり、案内表示もほとんどないので結構ややこしい。上流に行くにつれて川幅も狭くなり周囲の緑も増えていく。
八高線多摩川橋梁手前にある八高線列車正面衝突事故モニュメントにて小休憩した。終戦直後の1945年8月24日に橋梁上で列車同士が正面衝突して105人が亡くなる痛ましい事故があった。
自宅を出発して2時間半、10時半ごろ、多摩川サイクリングロード上流側の終点、羽村取水堰に到着。ちなみに下流側終点の羽田には昨年行ったのでこれでやっと多摩川サイクリングロード全線走破達成。多摩川サイクリングロードは全長57.4kmあるそうなので往復すればそれだけで100km越えになる(長っ!)
2、羽村取水堰 ~ 野山北自転車道 ~ 多摩湖
取水堰の後は一般道区間。羽村街道を箱根ヶ崎方面へ。途中腹が減ったのでセブンイレブンでおにぎりとカレーパンを買って駐車場で補給。ただのコンビニのパンとおにぎりでもサイクリング中は妙に上手い。やはり空腹と運動は最高のスパイス。箱根ヶ崎駅手前で右折して新青梅街道へ。しばらく進んで、武蔵村山市三ツ木付近で野山北自転車道へ。ここはかつて羽村と狭山湖を結んでいた鉄道の廃線跡を利用したサイクリングロード。
このサイクリングロード、終点近くになると、トンネルがある。道幅的に軽自動車くらいしか通れなさそうな狭いトンネルが4つ続く。トンネルのあるサイクリングロードって結構珍しい気がする。
一番奥の赤坂トンネルを抜けると、なんかトトロが出て着そうなうっそうとした深い森の中に出て着た。ここから右に曲がる道があるのだが、未舗装っぽいのでロードバイクでは行くのは無理と判断して一旦もとのサイクリングロードを戻ることにした。
県道との交差地点までもどって、県道所沢武蔵村山立川線を所沢方面に進むここは今回のコース中では最もきつい上り坂だが大した登りではない。しばらく進むと多摩湖自転車道と合流するのでサイクリングロードを進む。この辺りはサイクリングロード上に落ち葉がたまり、アスファルト上にコケが生しているので滑りやすそうなので慎重に走行する。適度なアップダウンのある森の中のサイクリングロードを進むと多摩湖(村山下貯水池)の突堤に出てくる。
3、多摩湖 ~ 多摩湖自転車道 ~ 井の頭通り ~ 自宅。
そこからは雪を冠した富士山が見えて奇麗だった。ここでしばし休憩し、多摩湖自転車道を三鷹方面に進む。多摩湖を出た直後は武蔵大和駅付近まで下り坂。その後は平坦でまっすぐな道が続く。多摩湖自転車道は歩行者道と自転車道が別れていて走りやすいかと思いきや、自転車道を歩いている歩行者もいるのでやはり注意はしなければならない。基本的に道路とは平面交差で、交差点の手前はガードがあるので減速を余儀なくされる。自転車道自体が鉄道沿ってるせいか、人や自転車の往来が多い。基本的にはノンビリ走るのが合っていると思う。
多摩湖自転車道を終点まで進むとちょうど井の頭通りの起点(関前5丁目交差点)に到着。ここまでくれば自宅までもう少し。今日の走行距離は70kmを超えている。多少右膝は痛くなってきたけど大丈夫だ。100km位なら走れそうな気になってきた。井の頭通りはそんなに交通量も多くないので都内の幹線道路の中では走りやすい部類だろう。ちょっと疲れてきたけど家が目前だったので休憩せずに走った。14時頃帰宅。
まとめ(感想)
今までは往路と復路が同じ道を走るようなサイクリングをしてきたけど、こうやってぐるっと回って帰ってくるようなコースはもっと楽しいと思う。これで80km程度のライドなら行けることが分かった。次は多分100km超のロングライドでも、きつい峠とかが無ければ大丈夫だろう。このコースはそうやって100km超のロングライドへの自信をつけるにはちょうどいいコースだと思う。
12月で特に朝方ちょっと寒かったけど、今の季節自転車には悪い季節ではないと思った。寒い時はしっかり着込んで、体が暖まったり気温が上がってくれば上着を脱いだり、ジャージのファスナーを降ろしたりして調節すれば、ちょうどいい感じに調整できるし。少なくとも真夏の炎天下よりかはずっと走りやすいと感じる。
土地勘のない羽村取水堰から多摩湖までの区間でスマホナビ(グーグルマップ)を使ったけど、ポケットからいちいちスマホを出してルートを確認するのが面倒だったので、やはりハンドルにスマホホルダーを付けたいなと思った。特に知らない土地走ってると付けたくなるよなあ。
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