全国保証(7164)の株主優待が使い勝手が良い件。配当+優待の利回りもなかなかの高利回り。

たーぼうです。全国保証(7164)の株主優待の案内が来ました。今回は全国保証の株主優待の内容と配当、直近業績についても紹介いたします。

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全国保証(7164)の簡単な紹介

全国保証は独立系の住宅ローンの保証事業会社です。この会社が凄いのは営業利益率80.8%(2022年3月期実績)を出している超高収益企業であるということです。

また、毎年安定して数%ずつ増収増益を達成しているので比較的決算がぶれないという意味でも、株主としては比較的安心して保有できる銘柄だと思います。

直近決算も増収増益を達成したが・・。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7164/tdnet/2113897/00.pdf

直近の2022年3月期決算も増収増益を達成。ただ昨年より、増収率、増益率が共に落ちているのが株主としてはやや気がかりなところです。来期も増収増益見通しが出ていますが、万一決算で減収減益となるとそれなりに売られるリスクはあるかと思います。

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全国保証の株主優待は?

全国保証株主総会案内資料より引用

3月31日時点の株主名簿に記載された株主に対して、継続保有期間1年未満でクオカード3000円分、継続保有期間1年以上で5000円のクオカードまたは、5000円分のオリジナルグルメギフトが進呈されます。

クオカードが選択できるのが最大の魅力。

優待の中でも、使える店が多いと言う意味ではクオカードは「最強」の優待であると言ってもいいのではないでしょうか?。「ほぼお金である」言ったら言い過ぎかもしれませんが、これだけ使える店があれば、日本国内では近くに使える店が無いなんてことは無いのでは?

たーぼう宅だと、近くにセブン、ファミマ、ローソン、デニーズがあるので全然OK。優待にありがちな「せっかく優待が来たのに結局使う機会が無く気が付けば利用期限が切れていた」みたいなリスクがほぼなく、使えるのがいいですね♪

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配当は?

直近5年は連続増配

直近5年間の配当推移ですが、業績同様に安定的に連続増配しています。配当性向的にも無理はしていないですね。

今期配当実績と配当利回り

配当は期末配当のみで、2022年3月期の配当実績は1株133円です。2022年6月3日の終値4,360円だと配当利回りは約3.1%です。これだけだとまあまあの配当利回りかな?と言う感じですね。

配当+優待利回りが結構魅力的

配当+優待利回りを計算すると1株183円と言うことになり、配当利回りは4.2%に上昇します。配当利回り4%を超えると高配当銘柄の仲間入りという感じですね。

なお来期(2023年3月期)の予想配当(1株148円)で、配当+優待利回りを計算すると配当利回りは4.5%に上昇します。ぜひ実現したもらいたいですね。

ちなみにたーぼうは1株3700円で買ったので、配当+優待利回りを計算すると今期実績で約5.4%になります。出来ればNISA枠で買いたかったなと思います。今後も連続増配して買値に対する配当利回りもどんどん上昇してくれれば株主としては最高なのですが。

株価チャート

TradingView社提供のチャート

株価はコロナショックで2800円位で落ち込んだもののその後スルスルと上昇し、2021年9月に5800円あたりまで上昇。その後一転して下落基調が続き2022年6月3日終値は4,360円です。直近反転の兆しがあるようにも見えますが、本格上昇するのかはまだわからないですね。

まとめ

全国保証の魅力は、驚異的な営業利益率を持ち、毎年安定的に増収増益と増配を達成している企業でありながら、配当+優待の利回り面でも魅力的な企業であるということですね。もちろん今後も業績の向上が続くのであれば、毎年増配することで買値に対する配当利回りが向上していくことでしょう。

直近の株価は下落基調なのは、最近増収増益率が鈍っていることから、今後の安定成長に疑問符がついているように見られているのが理由ではないか思います。株主としては今後もこの辺を注視していきたいと思います。

ちなみにたーぼうは、今回の株主優待はクオカード(5000円)を選択することにしました。株主優待って税金がかからないのがいいですね。

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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己判断、自己責任にてお願いいたします。