たーぼうです。突然ですがUPSを注文しました♪~。どちらかと言えばマイナーな機器なので何だか知らない方も多いかと思います。本記事ではUPSとは何か、導入決定の理由、機種選定の経緯を述べてまいります。
UPSとは何か?
UPSとは、Uninterruptible Power Supplyの略で日本語では「無停電電源装置」といいます。
主な機能としては停電時にNASやパソコンを安全にシャットダウンするまでの「時間稼ぎ」をしてくれる機器です。普通のデスクトップPCやNASは、停電時にはいきなり通電が途切れてしまいますが、UPSに接続したPCやNAS等は、停電時でもUPS内臓のバッテリーに切り替えて電気を供給してくれるので通電状態が保たれるわけです。
その間にNASやパソコンを安全にシャットダウンすれば、ハードディスクやSSDなどのハードウエアやデータは安全が保たれるわけです。UPSに接続する機器は、一般的にはパソコンやNASや外付けハードディスク等が想定されますが、UPSの電気供給能力の範囲内ならそれ以外の電機機器を繋いでもかまいません。
ちなみにたーぼうは、デスクトップパソコン1台とNAS1台、有線ハブ1個をUPSに接続する予定です。ノートパソコンはそれ自体にバッテリーを内蔵しているのでUPSに接続する意味はあまりないですね。
※ちなみにNASについて知りたい方は以下の記事をご参照下さい。
UPS導入決定の理由
たーぼうは、先日NASをSynologyのDS119Jから同じく SynologyのDS220+に切り替えたばかりです。 DS220+ は2ベイのNASでRAIDを組んでいるので、2つのHDDのうち1つが故障してもデータは守られるようにはなっています。
その意味では1ベイの DS119Jを使っていたころよりもよりも安全性は高まっているのですが、それでも不意の停電時にNASの内蔵HDDが故障するリスクは残るわけです。そうしたリスクからデータを守るために導入することにしました。
たーぼうのNASには妻の仕事関連のデータも入っているのでそれを消失するのが一番怖いんですよね。そのほか、画像や音楽データ、たーぼう保有のファイルも消えるとちょっときついですね。と言うわけで保険料と割り切って買うことにしました。
機種選定の経緯
SynologyのNASにはUPSとの連携機能があります。これがあると不意の停電時でもNASが自動的にシャットダウンしてくれるのですね。外出中でもNASは稼働させっぱなしなのでたーぼう的にこの機能は必須。
但し注意しなければならないのがNASによって連携可能なUPSが限られているということです。よってSynologyのサイトにアクセスして対応しているUPSを調べてその中から機種選定する必要があるのです。そのサイトはこちらになります↓
UPSのメーカーとしてはAPC、CyberPower、 オムロンが有名なようですが、 APC、CyberPowerは海外メーカーのようなので、値段的に大差なければ日本メーカーがいいなと思い オムロン にしました。バッテリーの3年保証があるのも購入を後押ししました。
その中でBY120S/BY80S/BY50S/BY35SはNASと連携可能なのが分かったので、自分のパソコン、NASの消費電力を計算して BY50S を選択しました。ちなみにDS220+の消費電力は15w位、たーぼうの自作PCは計算すると大体200wですね。
あとハブは5w位とみて、合計220w。BY35Sは210wなのでぎりぎりアウト。 BY50Sは300wなので適切と判断しました。
と言うわけでBY50Sを選定し、価格の安そうなNTT-Xで注文しました。在庫はあるようだけどあいにく盆休みなので納期は1週間くらいかかりそうです。
まとめ
というわけでたーぼうのUPS購入の経緯を書いてまいりました。UPS到着から設置までの記事は関連記事にリンクがありますので是非ご覧ください。
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今日はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。