たーぼうです。実は土日に多摩川のサイクリングロードを通るのは出来るだけ避けるようにしています。狭い道に、老若男女の歩行者や、ランナー、40km/hでかっとぼうとするロード乗りや、走りがおぼつかない子供や老人の自転車まで入り乱れている。誰が悪いと言う訳では無いのですが、とにかく人口密度高く、カオス状態になりがちなので走るのがちょっと怖いのですね。
と言う訳で、いつしか土日にちょっと走りたい時は道路が空いている東京都心の皇居周辺を目指すようになりました。加えて日曜日には「パレスサイクリング」というサイクリストにとって夢のようなイベントがあるのですよ!今回はこの「パレスサイクリング」について語ってみました。
「パレスサイクリング」というサイクリスト歓喜の神イベントとは?
詳しくは下のサイトを見ていただきたいですが、日曜日の10時~16時に皇居周辺の内堀通りの一部区間(1.5km)を車進入禁止にしてサイクリストに開放する無料イベントがあるのです。
パレスサイクリングの開催概要(日本自転車産業振興協会サイトより引用)
コース:祝田橋~平川門往復 約3km
開催日:日曜日(雨天時・イベント開催時等中止)
開放時間:午前10時から午後4時※午後4時を過ぎると交通規制が解除され、自動車が 走り始めますのでご注意ください。
料金:無料
尚、雨天の開催判断は直前の金曜日に行われるので特に天気が怪しい時は上のサイトで開催されるかをチェックするのが無難です。ちなみに明日2023/5/7は中止だそうですorz・・
開催日は?
2024年度(2024年4月から2025年3月)の開催カレンダーは下記の通りになっています。
また、開催カレンダーを見ると7・8・12月は開催されないですね。何故だろう?7~8月は暑いからかな?12月は寒いから?でも1月2月はもっと寒いのにやるし、やるのやらの基準がいまいちよくわからないですね。・・・。
開催中は区間の交差点毎に案内スタッフを配置しているので、結構な人件費がかかっていると思うのですが、にもかかわらず、参加費用が無料なのも凄いと思います。(多分費用は日本自転車産業振興協会から出ていると思うのですが)
車を気にせずに思い思いの速度でサイクリングを楽しむ参加者たち
参加するサイクリストは、のんびり走るママチャリや子供車から、かっとびロード乗りまでそれぞれ好きな速度でサイクリングを楽しんでいます。片側3~4車線の広い道路をサイクリストに開放しているので安全にサイクリングを楽しむことが出来ます。
なんとなくですが、速度の遅い自転車は歩道側の車道を、速い自転車は中央分離帯側の車線を走るようになんとなく棲み分けられています。このイベントで走ると自転車が普段それだけ車や路駐車に気を使って走っていて、それがどれだけ負担になっていたかが良くわかりますね。
またこの区間が皇居外苑の中の視界が開けた、都心のオアシスともいえる区間を走るので気持ちがいいのですよね。
信号を守る必要がある
気を付けるべきなのはこの区間には数カ所信号機が設置されていて、主に通りを横断する歩行者が利用します。サイクリストも区間内の信号は順守する必要があります。なのでノンストップで走れる訳では無いです。
必死に漕いでも信号に引っかかることが多いので、個人的にはまったりと走るのが合っているように感じます。
パレスサイクリングに飽きたら皇居一周コースも良い
パレスサイクリングに飽きたら皇居1周コースを走ると良いかと思います。こちらは上の図のように皇居の周りを反時計回りで1周するコースです(上図の赤線はパレスサイクリングコース、青線は普通に車が走っている区間です)。1周約5キロで獲得標高40m。軽いアップダウンもあるので気分転換になります。
願わくば、今後もこのイベントが長く続く事を祈っています。利用者が少ないと廃止されちゃいそうで逆に不安になりますね。
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