今日2026/1/16は、第二種電気工事士の技能試験の合格発表日でした。結果はめでたく合格でした~♪

第二種電気工事士の試験は、学科試験と技能危険があり、学科試験に合格しないと技能試験を受験できない仕組みです。技能試験に合格してようやく第二種電気工事士の資格を得ることが出来るのです。厳密にはこの後、免状申請⇒免状受領を経てようやく資格を保有していることになります。なお電気工事実施中にはこの免状を携帯する義務があります。
受験者向けのマイページから受験番号を入力すると合格者受験番号検索結果画面で合否がわかります。

合否のところに「合格者一覧にあります」と書いてあるのが合格。不合格だとどう書いてあるのかな?「合格者一覧にありません」と書いてあるのか?シンプルに「合格」か「不合格」と書いてもらった方がわかり易いと思うんだけどね。

技能試験の当日の作品はとりあえず時間内には完成してもちろん施工ミスが無いかのチェックはしたのですが、もしかしたら自分自身で気づけなかったミスがあったのかもしれないから、正直合格する確信は無かったです。まあでも合格できてよかった。
というわけで、今後の受験者に向けて、僕みたいな55歳の老眼のおっさんでも、学校等に行くことなく、独学で、一発合格できた方法を書いてみますね。恐らく比較的低コストで合格できたんじゃないかなあと思う。(もっと低コストで出来た人もいるとは思うけどね)
CBT方式の試験だったので技能試験対策への時間はたっぷりとれた。
僕の場合、令和7年度の下期の場合、学科試験(CBT)が10/6でした。その場で合否がわかったので、技能試験の12/13まで約2ヶ月ちょっと期間技能試験の時間を取ることが出来ました。これが筆記方式だと10/26が試験日なので1ヶ月半くらいしか取れないんですよね。個人的には技能試験対策への時間が多くとれるCBT方式での受験をお勧めしますね。
試験対策方法としては、学科試験同様に技能試験も基本はYouTubeで解説動画を見ながら全13種類の出題作品を作る方法で準備しました。
正しい作品は作るにはまずは正確な複線図を書くことから。
正しい作品は作るにはまずは正確な複線図を書けるようにならないとですよね。ここでミスるとたとえ複線図通りに作品を作れたとしても不合格になってしまいます。
なのでまずは複線図を正確に書けるように繰り替えし練習しました。ダイソーで4色ボールペンを買って出題作品の複線図を書きました。僕は蛍スイッチ、確認表示灯、タイムスイッチ辺りの複線図が苦手だったのでそういう弱い部分は正しい図が書けるまで繰り返しましたね。

YouTubeの解説動画を参考に作品を作った
複線図が書けるようになったらいよいよ実際に出題作品を作ってみます。今の時代、YouTubeで資格の勉強が出来るのは本当に助かりますよね。
学科試験対策でもお世話になった「ガミデンキちゃんねる」を引き続き技能試験対策でも活用しました。全13作品の技能試験解説動画あるのでまず1周目は、技能試験対策動画を見ながら時間を気にせず(試験時間は40分)13作品を作ってみます。1日に1作品のペースで作っていました。
全13作品を作ったら自分の課題が見えてきました。僕の場合、中リングスリーブの圧着と、ランプレセクタブルの輪作りが苦手だったのでそこは何回も繰り返して練習しましたね。
そして今度は2周目の作品作りですが、今度はいよいよ動画を見ないで、複線図作成から作品作りまで本番のような環境で時間を計測しながら作りました。結果的には完成後の自己採点で13作品中5作品でNG箇所が見つかりました。これでは合格が心許ないなと思ったので、急遽1周分の電線キットを追加購入して練習することにしました。
3週目をやったらやっとNGが出ないで作品を完成させることが出来ました。技能試験対策としてはこんな感じです。
技能試験に落ちる人は恐らく候補問題の練習時間が十分取れなかった人ではないかな?と思います。候補問題13問すべてが、時間内に施工ミスもなくなるまで練習を繰り返せば、不合格になることはほとんどないかと思います。
もちろん僕みたいに十分に時間がとれる受験生ばかりではないですよね、仕事や子育て学業をこなしながら十分な時間を確保するのは難しいことでしょう。

HOZANのサイトに技能試験対策で何周練習したかのアンケートがありましたが、やはり3周やった人が一番多いですね。個人的には2回では心もとないなと思いましたね。
散歩がてら事前に試験会場にも行ってみた
自分の場合比較的家から試験会場が近く50分くらいで着く場所ではあったのですが、駅から会場まで15分位歩くので散歩がてら事前に試験会場に行ってみました。時間があれば事前に試験会場に行くのもいいと思う。行った事が無い場所に初めて行くってなんとなく不安じゃないですか。前もって行っておけばその分当日の不安要素が減るので。

そしていよいよ試験当日
試験当日の待ち時間はひたすら全13作品の複線図を再確認してました。出題されたのが何番だったか忘れたけど、苦手な中リングスリーブを使わない作品だったので、心の中で「よっしゃーいけるぞ!」って思ってました。周囲の受験者を見ると、男性比率は9割位かな。下は高校生から上は60代?位まで年齢層は多様な感じ。特に55歳の自分が明らかに浮いてた感じも無かったです(良かったw)。まあ僕みたいにDIY目的で挑戦する人もいるのでしょうね。
小教室で席は3人掛けの机の両端を使ってました。試験が終わったら僕の隣の人は明らかに未完成でしたね。ちょっとかわいそうな感じでした。
あと試験終了後の解放感が何とも心地良かったですね。資格マニアの気持ちが少しわかった気がする。
とりあえず作品を時間内に完成させてチェックをする時間も取れたのですが、まあ自分の気づかないミスがあった可能性もあるから、あまり合格する確信は無かったですね。
とりあえず不合格だったらもう1回はチャレンジしてみようとは持っていました。更には、もし3回連続不合格だったら多分自分はこの資格への適性が無いということなのだろうということで資格取得は諦めようと思っていました。
まあでも合格できてよかったです。不合格の場合、何が原因で不合格だったのか教えてくれるわけでもないので結構もやもやするみたいです。そりゃそうですよね。
これで家の電気工事も堂々と行うことが出来るようになったわけです(実際に工事を実施できるのは免状を受領してからですが)。
まあ工事を行う資格があるというだけで実際に工事を実行できるスキルを自分が持っているかは別の話ではありますが。
資格取得にかかった費用は?
合格までにかかった費用を下記表にまとめてみました。
| 品名 | 購入店 | 価格 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度第二種電気工事士下期試験 受験料 | 一般財団法人 電気技術者試験センター | ¥9,593 | 事務手数料293円込み |
| ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 学科試験 すい~っと合格 2025年版 | amazon | ¥2,090 | 学科・技能試験の参考書 |
| 第2種 電気工事士 技能試験セット 【 2回分 テキストと 基本工具セット DK-28 付き】 | 商材館 楽天市場店 | ¥37,300 | 工具と2回分の電線・パーツセット |
| 第二種 電気工事士技能試験セット(電線セット二種電工用2025)1回分 | 秋葉原の九州電気 楽天市場店 | ¥6,930 | 追加購入した1回分の電線セット |
| VVFケーブル類買取 | 金属買取業者 | ▲¥4,000 | 8.1kg(技能試験13種類問題3回分の配線) |
| 免状交付手数料 | 東京都電気工事工業組合(東京都の場合) | ¥5,300 | さらには写真、住民票等の費用もかかる |
| 合計 | ¥57,213 |
上記以外には筆記・実技試験会場への交通費なんかもかかるよね。
尚、東京都の場合、合格後してから免状交付に¥5,300と住民票・写真の取得費用がかかるそうです。あとは試験場への交通費等も考えるとざっと6万円位はかかるかなという計算になります。
とはいえ1回電気工事をDIYで行えば1万円工事費用が浮くと仮定した場合、これからの生涯で自分で何かしらの電気工事を6回以上行えば元が取れる計算になります。
尚令和8年度受験から受験料が9,300円⇒11,100円に1,800円(約19%)値上げされます。
技能試験練習で使ったケーブル類は金属買取業者に売ろう!
技能試験も終わったので技能試験の練習で使ったVVFケーブル類を近所のの金属買取業者に買い取ってもらいました。

本当は被覆を取って銅だけにすればもっと高く売れるみたいだけど、被覆を剝く作業が大変そうなのでそのままリングスリーブもついた状態で買い取ってもらいました。個人的には正直買い取ってもらえるだけありがたいと思います。資源リサイクルに寄与することもできるし。部屋も片ずくのでいいことずくめですね。

銅線は自宅で軽量した時8.1kgありましたが、買取業者で軽量した時は100g単位は切り捨てられて8kgとなりました。結果4千円!(1kgあたり500円)で買い取ってもらえました。
本当はスイッチやコンセント類も買い取ってもらいたいのですが、なかなか買い取ってくれそうな業者が見当たらないな・・。まあ将来DIYでの電気工事に使う可能性も無くはないですが。
最近は銅線の価格も高騰しているので第二種電気工事士の資格取得にかかる費用も上昇傾向にあると思われます。資格取得にもインフレの波が来ていますね。
合格率は?
下表は令和7年度下期の第二種電気工事士試験の受験者数・合格者数・合格率を表にしたものです。
| 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
| 学科試験 | 68,142人 | 37,769人 | 55.4% |
| 技能試験 | 48,034人 | 34,313人 | 71.4% |
あれ?学科試験合格者より技能試験受験者数が多いのは何故?って思った人がいるかもいれないけど、学校で電気工学課程を修了した人など、そもそも学科試験が受験不要な人がいるのと、過去学科試験を受験したけど技能試験で不合格だった人が再受験しているからですね。学科試験に合格した人は技能試験に落ちても次々回まで学科試験不要で技能試験を再受験することが出来ます。
合格率だけ見ると学科試験の方が難しそうに見えるけど、自分の感覚的には技能試験の方が難しく感じましたね。理由は学科試験は50問中30問正解すれば合格できるのですが、技能試験は作品に1個でもミスがあると即不合格になるからプレッシャーがかかるからです。制限時間も学科試験は余裕がありますが、技能試験の40分は課題によってはぎりぎりで、ミスが見つかってもやり直しの時間が取れないこともあり得ます。
ただ、技能試験は13種類の問題のその内のどれか1つが必ず出るので、ぶっちゃけ13種類の問題のどれが出ても正確に作品完成できるように準備しておけば大丈夫なわけです。また、学科試験は毎年の出題傾向はあるもののどんな問題が出るかは未知数である点では難しそうに思いますが、これも過去の類似問題がかなりの割合を占めるので、過去10年位の過去問を解いてNGだった問題をつぶしておけばほぼ間違いなく合格できますね。
一発合格率はどの位?
それでは学科も技能も一発で合格できる人の割合はどの位なのでしょうか?学科試験も技能試験のここの受験者数・合格者数データはあるのですが、学科も技能も一発で合格できた人のデータはありませんでした。
この学科も技能も双方一発で合格できた人の割合を推測してみます。
学科試験の受験者数に対して、最終的な技能試験の合格者数の割合を見ると単純に合格率は約50%ですが、技能試験の受験者の中には学科試験免除者(過去の学科試験合格者やそもそも学科試験が免除の人)がいるので実際の一発合格率はもっと低いと推定されます。
学科試験に合格しないとそもそも技能試験の受験資格はありません。というわけで、学科試験の合格率(55.4%)と技能試験の合格率(71.4%)を掛ける(55.4%×71.4%)と、約40%という数字が出てきます。個人的にはこの数字が一発合格率の割合に近いのではないかと推測します。
学科試験と技能試験の個々の合格率は高そうに見えても、学科試験と技能試験の双方を一発で合格するのはそんなに簡単ではないと思って挑戦された方が良いと思います。舐めてかからない方が良いですよ。
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