良いLIVEに行くとしばらくいい余韻に浸っていたりするものですが、今回も最高で、いい余韻が残っているうちに記憶を書きとどめたいと思って書いてみました。記憶と元に書いてますが、もし事実と異なる記述がありましたらご指摘いただければ幸いです。
いつもより増して、準備を重ねて来たんだろうなと。バンド編成が超豪華でしたね。ホーン部隊、弦楽器部隊、パーカッション、コーラス隊もありました。ライティングの演出もすごくよかったですね。
九段下から武道館へ
個人的には武道館でLIVEを見るのは2000年頃に観たCOCCOさんのLIVE以来で約25年ぶり。


当日東京は曇りで気温はちょうど寒くも暑くもない感じ。出来れば、九段下で黄昏を見たかったなあとも思ったけど、望みすぎかな?
— TOMOO (@Tomoo_628) May 20, 2025
TOMOOさん特製のテルテル坊主のおかげで当日午後の降水確率は0%でした。

今回は幸運にもアリーナのA7ブロックの良席だった。入場してみると武道館って普通のコンサートホールと違ってステージの反対側にも観客がいるし、1階席2階席の角度が急な感じで、確かにTOMOOさんも言ってましたけどステージと観客が近い感じがするんですよね。確かにこれは武道館特有な感覚なのかも。
ステージバック最前席はステージにかなり近く、意外と良席かもと思いました。

ステージの上部の天井には円筒形の構造物が吊り下げられていて、その上にはでっかい日本国旗があるのが武道館らしいなと思いました。
遂に開演!
LIVEの始まり方が独特でしたね。まず最初に豪華バンドメンバーが登場し、ちょっと遅れてTOMOOさんが白っぽい衣装で登場(似合ってましたね)。で始まった1曲目はなんと!「Ginger」。いつも後半でやる曲のイメージがあったんで意外でしたね。これで盛り上がらないはずはない。TOMOOさんって毎回セットリストを(順番含めて)ガラリを変えてきますね。
で2曲目が「Friday」。引き続き乗りの良い曲でぐいぐい盛り上げてきます。今日(2025/5/23)が金曜日だったから選ばれたのかな?続いて次は「恋する10秒」。この曲のサビの高揚感最高じゃないですか。TOMOOさんってこういう人生の中での一瞬の「かけがえのない時間」を切り取るのが本当に上手いと思います。次はちょっと不穏な感じのイントロが印象的な「夢はさめても」。ここまでテンポの良い曲が続いていきます。
次の「らしくもなくたっていいでしょう」ここでダンサー登場(この方MVに出ていた人ですね)。MV同様に四角い箱をかぶってキレッキレのダンスを披露。途中から箱を取ってさらにキレに拍車がかかってましたね。この曲歌詞も考えさせられますよね。人は特に年を取ると「自分らしさ」の範囲内に留まって冒険をしなくなりがちですよね(確かにその方が安全だし)。でもその範囲の外に、もしかしたら新しい「自分らしさ」の種が転がっている可能性だって本当はあるんですよね。なんてことを考えたくなる。TOMOOさんの歌詞は深い。
「地下鉄モグラロード」この曲も好きだ。地下鉄路線が網の目のように走っている東京に合った選曲とも言えるかも。確かに地下鉄の閉鎖的な空間と轟音の中で自分の存在感が無になっていくような心地よさってありますよね。でも「現実から逃げようと思っても結局は逃げられないんだよ」ってことを歌っているのかな。
「ナイトウォーク」どこかのLIVEでTOMOOさんが、この曲は自分の曲の中でも異質って言ってましたね。確かに他の曲に無い雰囲気がある。ちょっとダークでロックっぽいというか。洋楽みたいな感じ。すごくカッコイイんですよね。是非この秋に出るアルバムに入ってると嬉しいなあ。
「17」この曲も心に沁みる名曲ですよね。十代への憧憬を感じるというか。特に出だしの歌メロが最高。
「コントラスト」ここで最新曲登場。”Anchor”で初めて聴いたのが5か月前か。サビの高揚感が最高。やはりTOMOOさんは稀代のメロディメーカー。
「あめ玉」MCで飴の話をされてたんですがまさかこの曲への繋ぎだったとは!未音源曲の中にもこの曲みたいにいい曲がたくさんあるんですよね。続いて「Your Friend」この曲を初めてLIVEで聴けた。やってくれて本当に嬉しかった。個人的にYouTubeにあったこの曲ばかり聴いてた時期があった、そのくらい好きな曲。ピアノ弾き語りの究極のシンプルな構成でしたが、全く音が足りない感じが無い。圧巻でしたね。
「金色のかげ」さらにこの曲が続くんだからもうたまらない。TOMOOさんの迫真の歌唱、弦楽器の音色、「あなた」への尋常じゃない想いの強さを感じる歌詞。何もかもすべてが美しい。
「雨でも花火に行こうよ」軽やかなテンポでどことなく70s頃の雰囲気も感じますね。みんなワイパーみたいに手を振ってたので僕もまねして手を振ってましたっけ。
超豪華バンド編成での「ベーコンエピ」もやっぱりすごかった。歌詞もいいというか。そう、「先のことなんかわからない」。だからこそ信じる事が尊いんですよね。曲を歌い終わってその後TOMOOさんが一旦ステージから退出したのですが、その間もバンドによるベーコンエピの演奏が延々と続いていました。この演奏も圧巻でした。少ししてTOMOOさん衣装替えして再登場!。武道館公演は演出が凝ってましたね。
「Grapefruit Moon」この曲自体の幻想的な雰囲気がとても好きなのですが、LIVEではさらにライティングで満月のような演出が幻想感をさらに増していた感じで素敵でした。
「Cinderella」超豪華バンド編成でかなり音源に近いアレンジが再現されていた感じでしたが、やはりLiveの生演奏だと迫力・音圧が全然違いますね。
「風に立つ」サビの「全てが風景」の所が超気持ちいい、TOMOOさんの「語り」?が聴ける貴重な曲。そして遂に「HONEY BOY」キター!武道館公演のハイライトともいえる曲、イントロから超豪華バンドも全開で盛り上がりは最高潮。間髪入れずに「オセロ」と怒涛の展開。TOMOOさんキックも炸裂してしてましたね。ここからさらに畳みかけるのかとおもいきや「エンドレス」ですよ。沁みましたね。
次の「SuperBall」のイントロが始まる所から無茶苦茶カッコよかったです。何か神がかっていた感じがしましたね。最近いつもこの曲の途中で地響きが起こっている気がするのですが、あれすごいですよね、震度1位はありそうな。ベースの音なのかな?
ここで一旦公演終了。
アンコール
客席からはアンコールのコールと拍手が続いてました。
そしてアンコール一曲目。もしかしてやってくれるかな?と期待してたのですが、ここで新曲「LUCKY」初披露。一聴した感じだと何とも言えないけど暖かい感じの曲に思いました。今までのTOMOOさんの曲にはちょっと無かったような感じかな。MVが出たら聴きこんでみたいですね。
「POP’N ROLL MUSIC」もうここから先は「お祭りだー!みんなタオルぶん回せ~!」って感じでしたね、もちろん僕もぶん回しましたよ。隣の人に当たらないようにちょっと縮こまって回してましたけど(笑)。「ポッポポポッポポップンロール」のコール&レスポンスでも大盛り上がりでしたね。
そして締めくくりはポップンロールの盛り上がりを引き継ぐ明るい曲「Present」。盛り上がりつつも祭りの終盤の寂しさみたいな感情もちょっとありました。あーこれでラストなのかなーって。
公演終了後、アルバム発売とツアー情報が!

公演終了しTOMOOさんもメンバーも退場し、会場に照明が点灯した後、会場のスクリーンが今秋メジャー2ndアルバム発売!と全国10カ所のホールツアー開催を告知して大歓声に!。会場のほとんどの人は「絶対買う」「絶対行きたい」と思ったのではないでしょうか?
終わってみれば怒涛の24曲。最高としか言えないLIVEでした。当日カメラも入っていたので早期の円盤化を期待しております。ニューアルバムの特典につけて頂けると個人的には嬉しい・・・。
でもこのセットリストもよく考えてみれば「あわいに」も「夜明けの君へ」も「ロマンスをこえよう」も「泳げない」もやってないんですよね。でもTOMOOさんの場合基本全てが名曲なので、持ち歌の中から無作為に20曲選んだだけでも神セットリストになりそうな気もします。
Thank YOU🍿🤝!!!
— TOMOO (@Tomoo_628) May 24, 2025
2025.5.23 日本武道館
📸 Kana Tarumi @tarumikana pic.twitter.com/Pj3IiBb7ji
みなさんすごくいい顔されてますね!素晴らしいLIVEをありがとうございました!

さてどこに貼ろうかな

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最後までお読みいただきありがとうございました。