ヤマハ発動機 2021年12月期第3四半期決算の概要!

ヤマハ発動機が2021/11/9に2021年12月期の第3四半期決算を発表しましたので、内容をチェックしてみました。たーぼう的には好調な決算だったと思います。なお本記事が参考にしましたヤマハ発動機のIR資料はヤマハ発動機のIRサイトにアップされていますので詳細につきましてはこちらをご参照くださいませ。

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ヤマハ発動機とは

オートバイが有名ですが、ほかにも4輪バギー、スノーモビル、船外機、電動アシスト車など、いろいろな乗り物を作っている会社です。社名からしてエンジン屋さんのように見られるかもしれませんが、電動アシスト車を90年代から手掛けてますし、電動バイクもやっているのでモーター駆動の製品も結構昔からやっているんですよね。

細かなセグメントと事業は下に記載しています。

事業・セグメント概要

セグメント主な事業売上構成比
(2020年12月期)
ランドモビリティ二輪車、中間部品、海外生産用部品、四輪バギー、
レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル、
スノーモビル、電動アシスト自転車、
自動車用エンジン、自動車用コンポーネントなど
64.3%
マリン船外機、ウォータービークル、ボート、
プール、漁船・和船
22.3%
ロボティクスサーフェスマウンター、半導体製造装置、
産業用ロボット、産業用無人ヘリコプターなど
5.6%
金融ヤマハ発動機の製品に関わる販売金融及びリース3.1%
その他ゴルフカー、発電機、除雪機、汎用エンジン、電動車いす4.7%
ヤマハ発動機 株主・投資家情報サイト「事業別売上高」より抜粋

ものすごくいろんなものを作ってますね(笑)売り上げ構成的にはランドモビリティとマリンがメインですね。

地域別売上比率

地域国内北米欧州アジアその他
比率10.4%24.3%14.7%40.0%10.6%
2020年12月期決算の売上高比率。ヤマハ発動機株主・投資家情報サイトより記載

日本国内の売上比率は10%しかありません。特にアジアの売上比率が高いところが、今後の成長を期待させますね。

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2021年12月期第3四半期決算 (累計)

2021年12月期第3四半期決算説明会資料より

2021年の第3四半期決算は、売上、営業利益、当期純利益ともに、2020年のみならず2019年の数字もクリアしています。素晴らしいですね!。

事業別売上高(2021年第3四半期)

2021年12月期第3四半期決算説明会資料より

2020→2021で見ると全事業で売り上げ、営業利益が共に大幅に回復。さらには2019年度に比べても増えていますね。特に2輪車を中心とするランドモビリティの利益面での復活、伸長が目覚ましく、マリンに肉薄するほど伸びています。

2021年12月期決算(年間予想)

2021年12月期第3四半期決算説明会資料より

売上高は若干下方修正していますが、営業利益、当期純利益共に上方修正しています。部品不足や新型コロナによる工場稼働への影響で、生産に制約が出て、結果的に売上にも影響が出ているものの、値引きをしなくても製品が売れる状況なので利益が伸びているものと理解しました。

12月期の当期純利益は1450億と予想していますが、第三四半期累計で既に1370億の純利益を出しているので、第4四半期で80億の当期純利益を出せば予想をクリアできてしまうんですよね。この数字はやや保守的かな?と思いました。

配当・優待

配当

2021年12月期第3四半期決算説明会資料より

コロナ禍で減配した2020年を除き、近年は概ね年間配当90円で推移していましたが。前回の2021年第二四半期決算で年間配当100円に増配。今回はさらに増配するかわりに自社株買いを発表しました。あまり気前よく増配すると来年以降減配リスクが出てくるので代わりに自社株買いをするのことにしたのかなと思いました。長期累進配当を目指しているようにも見えますね。

 ・配当利回りは3.3%です。(11/9終値3050円を前提とした場合)

優待

 ヤマハ発動機には株主優待制度もあります。詳細はヤマハ発動機の優待品のサイトへ。

毎年12月31日時点の株主に対して、例えば、100-500株で3年未満保有の場合年間約1000円分、100-500株で3年以上保有で年間約2000円分の優待がもらえます。優待品もいろいろ選べるので使い勝手の良い株主優待制度だと思います。優待品は3月下旬~4月に届くようです。

私は今年1000ポイントでしたが「熊本ラーメン(くまモンロゴ入り(5食 ))」を選んでみました。もう既に完食してしまいましたが、なかなかおいしかったですよ!

これらの優待を配当に加味するとトータルの利回りは以下のようになります。
 ・100-500株保有かつ保有3年未満 → 配当+優待利回り:3.6%
 ・100-500株保有かつ3年以上保有 → 配当+優待利回り:3.9%

となかなかの高配当になります。

株価チャート(2021/11/9時点)

2019年以降の週足チャートです。

Trading View社 提供のチャート クリックで拡大

2020年3月にコロナショックで1200円を割れでボトムを付けた後、概ね順調に上昇していましたが、6月に3300円付近でピークを付けた後、一旦2600円代まで下落しています。その後3100円台付近まで戻っています。今日11/9は決算を受けてどのように動くのでしょうか?

まとめ

コロナ禍で、一時的に減収減益減配になりましたが、その後業績が急回復していますね。たーぼう的には安心して長期保有でき、かつ配当・優待も魅力的な銘柄として、今後も長期保有していきたいと思います。株価的には最近は3000円前後で上下している感じですが、コロナ後も業績拡大が維持できる見込みが立てばここからさらに上昇できるのかもしれません。

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なお、当ブログでは個別の株式や金融商品について言及はしておりますが、投資を推奨しているものではありません。投資はつきましては自己判断でお願いいたします。

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