たーぼうです。米国株は2022年は年明けから冴えない動きが続いていますが4月下旬に入り特に軟調な相場が続いていますね。終わらないインフレと、利上げの動きに相場が神経質に反応し、、さらには今は本格的な決算発表シーズンの真っ最中で、各社の決算の結果に注目が集まっています。
今回は日本時間4月28日朝時点(米国だと4/27引け後)の米国株3指数のチャートから、今後の投資戦略を考えてみたいと思います。
米国3指数の現状確認
米国主要3指数を2020年以降の週足チャートで見てみます。3指数とも現状の水準で青線を引いています。
ダウ

ダウは2021年の4月頃の水準です。それ以降では今回含めて3回今程度の水準に下落してますが過去はいずれもその後反発しています。直近高値(2021年11月上旬の36420)からは約8.5%の下落。3指数中最も下落幅が小さい。
S&P500

S&P500も大体2021年4月頃の水準。先月上旬の底値水準にまた戻ってしまいました。先月の時はその後反発しましたが、今回はどうなるのでしょうか?直近高値(2021年12月下旬の4775)からは12.5%の下落。
Nasdaq総合指数

3指数中Nasdaqの下げが一番きついです。2020年12月付近の水準です。直近高値(2021年11月下旬の16108)から約22%の下げ。若干ですが先月の底値を下回っていますことから、3指数中一番危険に見えますね。
3指数の現状をどう見るか
ダウとS&P500は2021年4月以降の下値水準で踏みとどまっている。Nasdaq総合指数は先月の底値を割りつつあるように見えることから3指数中最も危なく見えます。3指数ともその水準から反発するのか、それともこの水準を割れて下落し続けるのかの岐路に立たされているように見えます。
今後の投資戦略を考える
市場は、「もしかしてアメリカは景気後退しつつあるのではないか?」の疑念を持ち始めているように見えます。この問いに対する答え合わせが決算発表なわけです。
今後は特にアップルとアマゾンの結果に注目ですね。この2社の結果が出るまでは動きにくい。特にもしアップルの決算結果が市場予想に届かなければ、Nasdaqも更に下がりそう。
アップルは日本時間の4月29日朝6:00に、アマゾンは日本時間の4月29日朝5:00に決算発表予定です。
正直今Nasdaqを買うのはちょっと怖いけど、S&P500なら少し買っていいような気もします。
と言う訳でたーぼうは、昨日S&P500指数の投資信託(eMaxis slim 米国株式(SP500))を少々買い増してみました。特に今の米国株の株価水準が底と確信しているわけではありませんが、今の水準から反発する可能性も無くは無いなと思って買いました。もしここから下がればまた一旦落ち着きそうなところで買いを入れてみます。ただ投信なので購入完了するのに時間がかかるんですよね。それが吉となる場合もあれば凶となる場合もあるのが何とも言えないところです(笑)。
個別株は基本、決算が終わるまでは様子見です。もし決算がそう悪く見えないのに売られている株があれば購入を検討します。
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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。