最近、東京の秋は短くなったのか?について調べてみた。

たーぼうです。今年(2023年)は特に秋が短い気がします。11月上旬まで最高気温25度以上の夏日が割と頻繁に有ったり、かと思えば昨日(11/12)は日中10度前後で、もう冬かよ?って感じ。体感的には今年の秋は、一週間くらいしかなかった感じなのです。

個人的には寒くも暑くも無い秋が1年の中で一番好きな季節なので秋が短いのは非常に残念・・。でも本当に東京の秋は、近年は短くなったのか?についてデータ的に調べてみようと思ったわけです。さてどうやって調べようか?

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秋の長さをどう調べたか?

このページでは以下の方法で秋の長さを調べてみました。最初は単に夏日の終日と冬日の初日を調べてその間を秋と定義して長さを調べようと思ったのですが。ただここで問題が・・・。

最高気温が25℃以上の日を「夏日」と言うのですが、これは感覚的には大体は合っている感じもする。しかし「冬日」は最低気温が0℃以下の日を指すのですが、東京の場合、最低気温が0℃以下の日って「冬の真っ最中」って感じ。少なくとも秋の終わりって感じじゃない。ちょっと感覚がずれている感じ。

なのでここでは、(勝手に)最高気温が10℃以下の初日を冬の開始と定義してみます。で「夏日の終日 ~ 最高気温が10℃以下の初日までの日数」で秋の長さを調べてみました。

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東京の秋の日数の推移(1980~)

結果は以下の通り。夏日の終日は年によって9月から11月までばらけている。最高気温10度以下の初日は早いと11月下旬、遅いと12月下旬って感じだ。

この間の日数は最短が1981年の19日。最小は2004年の84日間だった。年によって日数の差が大きい。平均日数は51日。やはり秋は短いのだ。

表だとわかりにくいのでグラフにしてみた。上の赤線が最高気温10度以下の初日。下の紺色の線が、夏日の終日。

ちなみに今年はまだ平均気温が10℃以下の日は無く、寒かった昨日(11/12)も最高気温は11.7℃あった。でも急に気温が下がるから体や気分がついていけなくて困るんだよね・・・。

日数をグラフ化してみた

日数をグラフ化してみると、パッと見で近年東京の秋の日数が減っている傾向になっているようには見えない。年によってかなり差が激しいので5年平均線(赤線)も追加してみた。それでも近年東京の秋の日数が減少傾向になっているようにも見えない。

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まとめ

「夏日の終日 ~ 最高気温が10℃以下の初日までの日数」と秋の長さを定義した場合、東京では年によって日数の差がかなり大きく、また近年日数が減少傾向であることも明確に確認できなかった。

もしかしたら秋の定義方法が良くなかったのかもしれないな・・。平均気温とかで定義してみるといいのかもしれない。

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