長期分散投資が資産運用の王道である理由

資産運用の王道は長期分散投資とよく言われますが、何故そうなのか?長期投資と分散投資に分けて考えてみました。また

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長期投資について考えてみる。

何故長期投資なのか?

長期投資は、長い目で見れば世界経済は確実に成長するという考え方に賭ける投資手法です。そのストーリーが崩れない限り、世界経済の成長に連動して価値が上昇する株式を長く持っていれば、誰でも利益を得られる確率が非常に高いのです。ゆえに長期投資が王道だと言われるのだと思います。

短期投資ではだめなのか?

ではなぜ短期投資ではだめなのかと言うと、常に絶対にだめと言う訳では無く、短期的には株価は上がったり下がったり非常に不安定な動きをするので、予期せずに儲かったり、逆に損をしたりして、投資パフォーマンスが安定しないからなんですよね。

世界経済成長率だって減速する年もあれば、好調な年もあり、短期的には安定はしないので、短期投資だと投資タイミングによって損するリスクも往々にしてあるわけです。

上手い人なら短期投資で上昇局面でも下落局面でも安定的に稼げますが、そんな人は一握りの天才だけです。結果的に短期投資はだれでも稼げるわけではない玄人向けの投資手法だと思います。

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分散投資について考えてみる

分散投資は「未来は誰にもわからない」という前提の上でリスクを下げるための投資手法

なぜ分散投資するのかと言えば、それは分散投資が未来は誰にもわからないという前提の上で、投資リスクを下げることができる投資手法だからです。

例えば自分がほれ込んだ投資先に集中投資していた場合、将来その投資先が経営不振になったり倒産したりしたら、投資家は莫大な損失を被ってしまいます。そんなリスクを避けるために分散投資が必要なのです。投資先が分散していれば、ある企業が経営不振に陥ったとしても別の企業が成長していれば、トータルで損失を低減することが出来ます。

分散投資をした場合は、馬鹿みたいに利益を得ることもなくなる代わりに、大損するリスクを下げることが出来ます。長い目で見ればそんな投資手法をとった人が、生き残る確率が高いので分散投資が重要だと言われるのです。

集中投資は未来がわかる人にだけに有効な投資手法

本当は未来がわかる人にとっては、分散投資は有害でしかないです。なぜなら、もし未来がわかるのであれば、想定された未来のストーリー沿って最も成長すると考えられる企業やセクターに集中投資するのが最も効率的だからです。

ただ、そんな人は一握りの天才(ほとんどいない?)なので、多くの人には分散投資が最適解になるわけです。

もしタイムマシーンがあれば集中投資もOKですね(笑)

分散投資の意味合いにもいろいろある

実は分散投資の意味合いにもいろいろあり、それらを分けて考えないと、とても漠然とした考え方になってしまいます。

下に5つの分散要素を列挙しましたが、これらを5つの分散を意識しながら投資をすることが、長期分散投資においては非常に重要な要素であると思います。

1、投資先企業の分散

普通の人が分散投資と言われて思い浮かべるのは「投資先企業の分散」ではないでしょうか?一つの企業に集中投資した場合に、その企業の株価が低迷したり破綻したりするリスク避けるために、投資先の企業を分散させるわけです。最近インデックス投資が人気な理由は、一つの商品で一挙に数百もの企業に分散投資できるからです。

2、セクターの分散

例えば「トヨタ自動車」1社に集中投資するリスクを避けるために、他の自動車メーカーである「日産自動車」「本田」「マツダ」にも投資先を振り分ければ、十分にリスクを下げられたことになるのでしょうか?答えはNoで理由は、セクター内で投資先を分散させてもセクター全体が低迷するリスクには対応できないからです。

いくら企業分散したと言っても、分散先が特定の業種に偏っていたら、分散は不十分と言わざるを得ません。なので業種(セクター)の分散を意識する必要があります。 これもインデックス投資をすれば自動的にセクター分散することができます。

3、投資先の国の分散

日本人だったら投資を始める場合、まずなじみのある日本企業に投資したいと考えるのが普通ではないでしょうか?ちなみに5年前位まで、たーぼうは日本株個別株のみに投資していました。

でも今は日本企業だけに投資するのはリスクが高いと考えています。理由としては、今の日本は残念ながら世界的に見て低成長国なので、日本企業のみに投資するのは世界経済成長の恩恵をを十分に取り込めないと思うからです。

ただ日本企業であっても世界経済成長の恩恵を受けるビジネスをしている企業なら今後も成長できるとも思いますが。

現在世界の経済成長をけん引しているのは米国でそれは当面ゆるがないと言われています。企業間で健全な競争が行われていて、新陳代謝が活発。コーポレートガバナンスがしっかりしている。投資家の利益と権利を守る意識が高い等を考えると今は少なくとも当面は米国株投資をメインにおいた上で、それ以外の国への投資を考えるべきかなと考えています。

4、投資商品の分散

投資と言えば株式投資を思い浮かべる人も多いと思いますが、実は投資商品は株式以外にも無数と言ってよいほどあります。債券、コモデテイ(金銀プラチナ・・)、仮想通貨、外貨、不動産、マンション経営、太陽光発電、古物、切手、挙げだしたらきりがない。定期預金だって一種の投資商品です。

定期預金のようにほとんど儲けがない投資商品以外で、一般の人にとって扱いやすい投資商品は何か?を考えてみると、株、債券、コモデテイ、リートあたりのぺーパーアセットでしょう。これらは今やインターネットでどこに居ても手軽に取引できますから。たーぼうは、現在現金を除けば、株8割、債券1割 、コモデテイ1割と言った割合で投資していますが、人によってこの割合は様々ですね。収入や年齢、取れるリスクによっても変わってきます。

一般的には株式比率が高いほどハイリスクになり、債券比率が高いほどローリスクになります。コモデテイもどちらかと言えばハイリスクですね。

年齢が若ければリスクを多めにとって良いと思います。収入もあるし失敗してもリカバーできるし、また余命が長いのでそれだけで長期投資に向いているんですよね。たーぼうも20代から投資を始めていれば良かったなあと50代の今思います。逆に、収入が年金しかないような場合は、保守的な、低リスクな資産運用を心がけるのがいいかなと。まあたーぼうの現在の投資比率はどう見ても若者向けですよね(笑)

個人的には暴落中でもぐっすり寝られる位のリスクの取り方がいいかなと思います。こればかりは人によって違いますね。

5、投資タイミングの分散

本当は株価低迷時に底で全力買いが出来て、さらに株価が高い時に全力で売れれば、それが一番儲かります。でもいつが底でとかいつが天井かってわかりますか?正確にはプロでもわからないと思います。

例えば今(2021/12/5)って米国の株価指数的には直近の天井から少し下がったところですが、今後の株価はこれから更に下がりますか?それともここから反発しますかって多分誰にもわからないですよね。

わからないからこそ、投資タイミングを分散させて、高値掴みのリスクを避ける必要があるわけです。

毎月同じ投資商品を一定額を積み立て投資する投資手法を、ドルコスト平均法と言ったりしますが、そうすれば購入タイミングを見極める必要もないですし、特に株価低迷時には多く買えるので上手い買い方だと思います。

まとめ

以上、長期投資と分散投資に分けて考えてみました。個人的な考え方を述べただけなので、ご意見が異なる方も普通にいらっしゃるかと思います。

特に投資初心者には、米国のS&P500という株価指数に連動した投信・ETFか、あるいは全世界投資ができる投信・ETFを、つみたてNISAで毎月積み立てて、それを20年愚直に続けていくのが、日本で投資の基礎を作る上での最適解だと思います。これだけで基礎的な長期分散投資はほぼ完成と言ってもいいと思います。

個人的には投資額が少ないうちは米国株式1本(あるいは全世界株式1本)でいいかなと思いますが、投資額が増えてもっと投資の多様化を図りたいのであれば、債券、コモデテイ、などの株式以外の投資商品、Nasdaq100などの他の指数連動ETFや個別株に手を広げればいいかと思います。

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以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。