たーぼうです。関東だと個人的には5月とか11月あたりの気候が一番好きなのですがちょうどよい気候の時期なんて短いものですよね・・。5月も下旬になるとそろそろ梅雨入り時期が気になってきますね。個人的には蒸し蒸しした梅雨時期もあまり好きではないですが、近年は梅雨明け後の猛暑の方がきつかったりします。というわけで関東甲信越の過去の梅雨入り、梅雨明け時期を調べてみました。

関東甲信越の過去の梅雨入り梅雨明け時期は?
気象庁サイトにて関東甲信越の過去の梅雨入り梅雨明け時期を調べてみました。下の表は1990以降に絞って抜粋しています。

平年だと関東甲信越の梅雨入りが6/7、梅雨明けが7/19。2023年は?

ウエザーニュースが「2023年の梅雨入りが6月中旬、梅雨明けが7月中旬で梅雨期間は短め、降水量は平年並み」と予想しております。でもこういうのって往々にして外れますよね・・。果たして今年はどうなるのかな?

未だに記憶の残る1993年の冷夏・米騒動
梅雨明けの列で唯一、”ー”だったのが1993年です。気象庁は一旦例年通りに梅雨明け宣言が発表されたものの、8月下旬に沖縄県以外の梅雨明け宣言を取り消したのですね。
米が高騰して急遽タイ米が輸入され、たーぼうもこの頃タイ米を何度か食べたことがあります。このタイ米が国民にはえらく不評だった記憶があるのですが、そもそもコメの種類が違うので日本のご飯みたいにはなるわけないですよね。

梅雨時期に降水が少ないと渇水のリスクがある
確かに雨が続いて蒸し暑い梅雨も不快なものですが、梅雨時期の降水が少ないと渇水が起きてそれはそれで困るわけです。首都圏の渇水で取水制限を行った年も調べてみましたが、近年では1990年、1994年、1996年に、取水制限を行っています。2020年以降は首都圏では取水制限は行っていないです。
確かに1990年は梅雨時期の降水が平年比で50%、1994年も平年比で54%と少なく、「空梅雨」だったことが分かります。1996年は梅雨時期に平年比93%とまあまあの雨が降ったのですが、8月16日~9月25日にかけけて最大30%の取水制限が実施されています。調べてみると1996年の8月の東京の降水量は31.5mmで平年の20%程度の降水量でした。梅雨時期に降水があっても梅雨明け以降に雨が降らなければそれはそれで渇水のリスクが有るのですね。
というわけで結局、梅雨時期は梅雨らしく普通に雨が降ってくれるのが一番いいのですよね。

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