ドルコスト平均法のメリットデメリットを他の投資法と比較した上で考えてみる。

たーぼうです。昨今長期投資においてはドルコスト平均法が全盛な時代と感じます。「とりあえずドルコスト平均法でS&P500に連動した投信かETFを積立NISAで運用するのが長期投資の正解」みたいな風潮を感じませんか。

これを別に否定するわけでもないですし、何ならたーぼうも毎月S&P500の投信を定額で買っていたりします。

ただ他にどんな投資法があるのかを知った上で、それぞれの投資法にどんなメリットデメリットがあるのかを知るのは投資をする上でも重要かと思います。というわけで今回はドルコスト平均法を他の投資法と比較した上でメリットデメリットを考えてみることにします。

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ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法とは、株や投信、ETFなどの価格変動する投資商品を毎月一定額投資する投資方法です。

ドルコスト平均法のメリットは?

メリットとしては、購入タイミングが時間分散するので高値掴みリスクを抑えられる。下落時には自動的に安値で多く買え、高騰時には購入数を抑えることができる。投資タイミングを考える必要性が低いのでいつでも始めやすい。ほったらかし投資が可能(投資に時間を割く必要がない)纏まった初期投資額が不要等のメリットがあります。

ドルコスト平均法のデメリットは?

投資対象が長期上昇する場合には一括投資にリターンで負ける。リスクが抑えられる反面、リターンもほどほどになる等がメリットかと思います。

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ドルコスト平均法以外の投資方法は?

次にドルコスト平均法以外にどんな投資法があるのか考えてみました。

一括投資

手持ちの投資資金を一括投資する投資手法です。上手くいった場合のリターンも大きいですが、失敗した時のリスクも大きいので、かなり勇気のいる投資法ですね。

一括投資のメリット

長期で上昇する投資商品を買えた場合には、ドルコスト平均法よりも高いリターンを得ることが出来る。

一括投資のデメリット

高値掴みしてしまった場合のロスが大きい。最初に纏まった額の購入資金が必要になる。

毎月一定株数を積み立て投資する

毎月同じ株数を積み立て購入する投資法です。ドルコスト平均法と似ていますが積立額を一定にするのではなく積立株数を一定にする点が異なります。

毎月一定株数を積み立て投資するメリット

端数で買えない商品や最小購入金額の大きい商品を毎月買うのに向いている。投資タイミングを考える必要性が低いのでいつでも始めやすい。ほったらかし投資が可能(投資に時間を割く必要がない)纏まった初期投資額が不要等のメリットがあります。

毎月一定株数を積み立て投資するデメリット

毎月の購入に必要な金額がわからない。ドルコスト平均法のように下落時に多く買い上昇時にも少なく買うことが出来ない。

株価のうねり取りトレード

株価下落時に買いを入れて、買った株が上昇した時に売るトレードです。空売りを使えば、逆に株価の下落で利益を得ることもできます。売買間隔はまちまちですが数カ月以内だったら短期投資、1日以内で繰り替えすのをデイトレードと言ったりもします。

株価のうねり取りトレードのメリット

売買タイミングさえ合えば、ボックス相場(株価が一定の範囲内で上がったり下がったりしている相場)時でも利益を得ることが出来る。 空売りを使えば、逆に株価の下落で利益を得ることもできる。

株価のうねり取りトレードのデメリット

株価の底や天井を的確に判断する才能(分析力?)が必要。タイミングが狂うと損切を余儀なくされる。売買タイミングを探るために、常に相場を監視する必要がある。(指値を使えばある程度はほったらかし投資もできますが)

ドルコスト平均法・一括投資・一定株数積立投資をシミュレーションしてみた

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うねり取り以外の3つの投資手法で120万を12カ月運用する前提で、株価の変動を3パターンシミュレーションしてみました。一定株数積立投資の場合残金全額を最終月に投資することとします。結果としては(当たり前ですが)株価の変わり方によってリターンが多い投資手法は変わるということです。

株価が安定上昇する場合は一括投資が強い

株価が安定上昇する場合は一括投資が強いんですよね。他の2つの投資法をリターンで圧倒しています。一定株数積立投資の場合は最終月に3.88株しか買えなくなってしまいました。。リターンが一番少ないのがドルコスト平均法になります。

運用開始後暴落が起きた場合にはドルコスト平均法が強い

運用開始後株価が暴落してその後ゆっくり回復する場合のシミュレーションです。この場合ドルコスト平均法が強いですね。一括投資はこういう場合に厳しいですね。

運用開始後急騰してその後徐々に下落した場合は相対的に一括投資が強くなる

運用開始後急騰してその後、徐々に下落するなんてあまり好きなチャートではないですが(笑)この場合も一括投資が相対的に強かったです。ドルコスト平均法は高値掴みを抑えられはしますがゼロには出来ない分一括投資より不利になります。最悪なのは一定株数積立投資で高値でも同じ株数を買わなければならない分さらに不利な結果となりました。

まとめ

いかがだったでしょうか?やはりドルコスト平均法の強みって運用中の下落に強い所ですかね。逆に言えばリスクを抑えされる分リターンもほどほどになってしまう可能性もありますが、投資に時間が割けなくて、毎月の給料から投資資金をねん出する必要にあるサラリーマンとかには最適な投資法かと思います。

積立NISAとも相性が良いですよね。 積立NISA自体ドルコスト平均法で運用することを前提にした仕組みなのではないだろうかと思います。

現在たーぼうは、ドルコスト平均法で投信を買い、一定株数積立投資で米株のETFを購入しています。あとは株価調整時には追加で株やETFを買ったりもしているので3つの投資法のハイブリッドで運用しているとも言えますね。

話は変わるのですが、ドルコスト平均法ってなんで「ドル」という言葉が入っているのでしょうかね。最初たーぼうはてっきりドル建て商品を毎月定額購入する投資法かと思っていました。。

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今回は以上になります、最後までお読みいただきありがとうございました。投資につきましてはは自己責任、自己判断にてお願いいたします。