「新型コロナウイルス感染症」という呼び名について

 以前から、マスコミなどで使われる「新型コロナウイルス感染症」という呼び名が適切ではないと感じていた。理由は2つある。

一つは、「新型」という言葉は「新しいもの」に対して付ける名前であり、5年、10年と時間が経つにつれて「新型」を名乗るのに違和感が出てくると思うからだ。

もうひとつは、今の名前だと、将来、現在と全く異なる新しいコロナウイルスが出現した場合、そのウイルス感染症をどう命名するのか非常に困ると思うのだ。その場合の案をいくつか考えてみた。

案1、新しいコロナウイルスに「新型コロナウイルス感染症」の名前を譲り、現在のコロナウイルスは「旧型コロナウイルス感染症」に名称を変更する。

案2、新しいコロナウイルスに「新型コロナウイルス感染症」の名前を譲り、現在のコロナウイルスは英語名である「COVID-19」を採用する

案3、新しいコロナウイルスに「新・新型コロナウイルス感染症」と命名し、現在のコロナウイルスは従来通り「新型コロナウイルス感染症」を呼ぶ。

案1だと、「新型コロナウイルス感染症」がどちらのウイルスのことを言っているのかわからなくなり混乱しそうだ。案2はまあ無難かな。案3は自分で考えた名前だけどなんとも間抜けな名前だと思う。
 ここまで考えると、そもそも特定のウイルスに対して「新型コロナウイルス」などと命名するからややこしくなるのだという結論に達した。ではどう命名すればいいのか?

 ちなみに英語名の”COVID-19”の由来は、”coronavirus disease 2019”を略したもので、直訳すると「コロナウイルス病2019」とでもなるだろうか。”19”はウイルスが発見された2019年に由来している。名前にこの”19”を付けることで他のコロナウイルス感染症と容易に区別することができる。もし将来新しいコロナウイルス感染症が現れても”COVID-25”とか、”COVID-31”とか命名すればよい。なかなか上手い名前の付け方だと思う。本当は日本でも英語名の「COVID-19」を使うのが一番間違いがないと思うのだが、あまり広まらないところを見ると、日本人にとって名前がなじみにくいのだろうと思われる。これらを考えると一番いいのは「19年型コロナウイルス感染症」命名することだろう。こうすれば名前の意味が分かりやすいし、英語名の訳にもなっていると思う。